ランチレストランから徒歩5分。ナルヴィク駅にやってきた。反対方向へ行く列車を見送ったあとに我が方の列車がやってくるのでした。
欧州最北の鉄道として、この旅のひとつのメインになっていたノールランストーグ鉄道。行程表では14時38分発となっていた。やるねスウェーデン鉄道。以前ベルゲン鉄道に乗車した時にもこの驚きはあったのです。日本の鉄道時刻表と全く同じ正確さだ。
ビールでも頂こうとやってきた食堂車。なぜかお店のシャッターがガラガラと降りるところでした。お客さんが少ないから「もうや~めた」なのか。日本では考えられないでしょうが、これを合理主義といえばいいのか。
しばらくの間トーネ湖に沿って走るのでした。いかがですこの写真。窓ガラスが汚れているのです。日本ではどんなローカル線に乗っても考えられないでしょう、このガラス窓。右側にロンバックス・フィヨルドが見えてくるというのですよ。この窓ガラスもひとつの思い出。悔し紛れに綴ってみます。
スウェーデン最後の停留所。次の写真が乗降口へいって写した写真。本来であればすべての写真がこうあるはずなのです。
フィヨルドが続いていますが写真はご覧の通り。絶景と書いてあげたいんですが、この画ではいかんともしがたい。すべての車両がこれでしょうか。私のところの窓だけが汚れていたのだと願いたいものです。だって観光を兼ねるお客さんも乗る列車ですもの。
乗車時間約1時間40分、定時16:15にナルビックに到着。機関車をバックに集合写真。男では私が最年長であったらしい。女性には私がすぐには追いつけないお年を召した先輩の方もいらっしゃった。でも皆さん元気元気。
駅舎のトイレはお金を払わなければ使用できませんでした。添乗員がVISAのカードでお支払い。さていくらだったのだろう。