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東慶寺(2011鎌倉散策 Ⅰ)

2012-02-02 | 関東甲信越


   もうあれから3ヶ月を経過してしまった。昨年11月3日神奈川県に在住の旅行友達の案内を請うて、武士の里「鎌倉」を訪ねました。
 
 今日2月2日、やはり真冬です。全国的な寒波がなかなか去ってくれません。各地から大雪の被害が報じられています。名古屋でも昨日12cmの降雪があったという。私の所(伊那市)では、明朝-14度との予報。明日もまた真冬日、プラスになるぬくもりは与えてはくれないでしょう。

  晩秋の青空が澄み渡った一日を楽しみました。まず、江ノ電藤沢駅からスタート。                                          江ノ島電鉄が正式名称。明治35年創業というこの電車は長い歴史に親しまれてとにかく「江ノ電」なんです。藤沢から鎌倉まで10km15の駅間をゆっくりゆっくり34分。家の軒下を走ったり、路面を走ったりスピードを競う新幹線などを向こうにまわして、天下の「江ノ電」だといって古式豊かな列車が走っているのです。

  フリーパス券を買っていただいて藤沢駅のホームに立ったところが「JR線の方が早いんじゃない」の声で東海道線経由横須賀線でたぶん「北鎌倉」で下車したのでしょう。以後もそうなんですが、自分で予定を立てた旅ではありませんから誘導されるがままに行動するだけなんです。
下車駅が「北鎌倉」かどうかも定かではないのです。ただ最初の見学箇所が「東慶寺」でしたから勝手に北鎌倉だったのだろうと思い込んでいるだけなんです。
 旅って楽しいですね。自分で立案した旅ではないからなお楽しい。どこへ連れて行ってもらえるのか「胸わく」でした。

 

   まさに歴史の町、見どころ満載なんです。まずは東慶寺での参拝から。
このお寺さん、約720年前に北条時宗夫人により尼寺として建立。駅の名所案内板にも「縁切り寺」と表示されていましたが、女性の側からは離婚できなかった時代に、このお寺さんに駆け込めば離縁できる女人救済の寺として、明治35年尼寺の歴史を閉じるまでその任を果たしてきたことでしょう。そして明治38年に新たに禅寺としての歩みが始まったとのこと。
静寂に包まれた境内には秋の草花があちこちに。お花の寺としても人気があるそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

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