S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

境界線をひく人

2013-05-27 16:32:42 | Weblog
きのう自治会で廻ってきた回覧板に「猫を放し飼いにするな」とおふれ・・・

しかも丁寧に、蛍光ピンクで上塗りされている・・・

ターゲットは我が家?だと思う、他にも猫を飼ってるお家はいるけど。苦情がきたんだろうな・・

先日、こだまのことをブログに書いたのは予知夢みたいなものだったかもしれない。


外に出るのが大好きだったこだまはそれがゆるされなくなってしまった。

きのうは会社が休みだったので、朝一番にホームセンターに行って、猫用トイレと砂、それから細いくさりを3メートル、
庭にうつ杭を買ってきた。

考えたら、まったく外に出さないのはきっとこだまも息がつまってしまうので、庭に杭を打って、くさりをつなぎ、
こだまの首輪(これも買った、いままではゴム紐と鈴だったので)をそれにつないで、家のお庭しか歩けないように
犬みたいにするしか方法がなかった・・・


午前中、外に出ようとしたこだまをつないだら、とにかくいやがって必死にとろうとがむしゃらに暴れていて
ほんと、可哀そうだった

さんざん暴れたあと、意気消沈して、家の中でご飯も食べず、夜まで寝ていた。

こだまの頭や喉をなでながら、「ごめんね、ごめんね、こんな生活になっちゃって」とあやまった。
自由を奪われたこだまは、とても哀しそうでもあった。

夜は、もう暑くなってひとりで寝ていたのに、とてもショックだったせいか、わたしのお布団の上で
足にぴったりくっついて寝ていた。


今朝、夜明け前に、こだまは家の猫用トイレでやっとおしっこしていた。(ほっと安心、急激に疲れ)

外に出そうと、くさりにつなごうとしたら、嫌がってまた二階に駆け上がって寝てしまった・・・

こだまはこの生活に慣れて楽しく今後暮らしてくれるだろうか?
とても心配になって、心が痛い。


ちょうちょだって、トンボだって花の種だって隣近所の家に普通に行き来するけど、猫はよそのお家で
うんちしちゃったりするから、考えたら迷惑でもある。

だから仕方ない・・・・・けれど、人は境界線を引きたがる動物、
でも猫は境界線を引かない、

何もない所にきっちり境界線を引く人間の世界は、考えたらなんてつまらない世界だろう・・

国と国が争う、ご近所でも争う、

人どうしがバリケードをはる、心にも・・・・

そして政府は国民すべてに背番号までつけたがる、
アベ氏の背番号96でうんざりだよ・・・・


こだま、どっかおかしいよね、この人間社会は・・・・・
おまえは猫だから、文句言えないのがもっとかわいそうだよ・・・ごめんね。

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