S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

ここでもお母さんたちが立ち上がった。

2011-06-11 16:27:22 | Weblog
AKB48の選挙をテレビで少し垣間見た。

「ああ、この子達は優秀な営業マンなのだなあ」と思った。
営業ウーマンか?

選挙で勝つためにはCDに入っている投票用紙に名前を書いてもらわなければ
ならない、だからCDを一番売った人が勝つのだろう・・・

人間の持っている権力欲、名誉欲、そして見返りのお金、地位・・

うまく利用して商売をする、普通の会社の営業という仕事を、
ミニスカートの彼女たちがこなしているのだな、と思った。

社員や顧客の心理をうまく利用してお金にする優秀な会社なんだ。

成績のいい営業マンはどんな人も自分の力を多かれ、少なかれ過信するようになる。

そして独立して自分がひとりで商売をしても成り立つと思いこむ、
しかし、その営業マンが売れたのは、会社が在ったからで、会社を辞めて、
一人で始めても・・・なかなか思うように売れない。

わたしは商売をする父をみてきたし、今も会社にいると、そういう営業マンを
たくさん見てきた。

営業に王道はないと思う。
日々、こつこつと真面目にがんばるしかない、ひとときの成績に一喜一憂せず、
自分の力をのばしていくしか道はない。

悔し涙、うれし涙を流している彼女たちを垣間見ていた。
つい会社組織と同じように見ていた。

AKB48を見ていると、この社会の縮図を見ているみたいだ。


そして彼女たちが40歳、50歳になった時、どんなふうに生きているんだろう?
そしてこの社会が20年後、一体どんなふうに成り立っているのだろう?



ここ長野県の松本市の市長さんの菅谷さんはチェルノブイリで5年半も子どもたちの
治療をしたお医者さんだ。
菅谷さんは松本市に福島の子どもたちを長期にわたって受け入れることを決めた。

夏休みから福島の子どもたちが少しでも元気に外であそべるように・・・・
菅谷さんは外部被爆よりも内部被爆の影響をいつも危機感を持って、新聞や講演会
でうったえています。

ここ上田市もお母さんたちが不安をうったえて、学校の放射線値を調べはじめた。
子どもを守ろうとするお母さんたちは、とても強い!

政治家は自分を守ろうとするやつらばかりだけどね・・・