超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

国家と国民の不確定性原理

2011-11-14 06:22:48 | Weblog
知識は創造性にあるが、社会は創造性にない。
知性の利害と社会の利害は異なる。

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例えば、社会は国民の雇用と所得で存在する。
しかし国家権力と結合した金融産業は、国民の生活と別次元だ。
だがマネーで一体のように見える。

だが国民の生活と金融のマネーは、自己同一でない。
これを一体化したように見せかけた国家権力だ。

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金融のマネーと国民のマネーは、別次元であり、一体化できない。
これを一体のように見せかけた新自由主義の妄想だ。

ここに国民を殺して略奪する金融が成立した。
人類を騙した金融業だ。

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個人や国民のマネーと、国家や金融のマネーは異次元であった。

今や金融という強大な力に、国民のマネーは押し切られた。

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即ち、国家と国民は不確定性原理で遮断されている!

国家の利益は、国民の利益ではない。
これが新自由主義の妄想だ。

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ヨーロッパは国家と国民が交わる非ユークリッド空間だ。

アメリカや日本や中国は、ユークリッド空間で、国家の専制性だ。

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人類は、国家と国民の非ユークリッド化に失敗した。

アメリカのヘゲモニーに、ヨーロッパは弾き出された。

ヘゲモニーのない世界が必要だ。

それは日本の仕事だ。


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