人情世間体は 異物排除である

お上は下々を異物として排除する。

ここに国民のいない国家が成立した。
人々は必要に応じて臨時に国民になる。

国民はそもそもフリーターや偽装請負だ。
必要に応じて雇用される。

社員や国民はいらなくなったらポイ捨てだ。

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この原因は、
人情世間体が異物排除システムだからだ。

仲間と異物、
だから皆仲間になろうとする。
これが日本の一体性だ。

皆日本人という集団、
それにならないもの廃物排除される。

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異物を、ばい菌・汚い・臭いと排除する。

いじめは日本人になる儀式だ。
なれないものはいじめ殺される。

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これが日本世間の厳しさだ。

少数タレント原理、
これが異物排除システムの結果だ。

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二世三世原理、
これも異物排除システムだ。

つまりお上と下々がセックスするのだ。

この気持ち悪さに馴らされる、それがいじめだ。

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いじめという不快さ、
これで気持ち悪さを免疫する。

気持ち悪いことが、不快でなくなる。

これが人情世間体だ。

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日本で超人気の、テレビ小説映画、
西欧に受け入れられない。

人情という異物排除免疫、
これがないと感動しない。

西欧の人権は、
この異物排除免疫を排除する免疫だ。

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日本人が喜び泣き感動する人情物、
西欧には人間性否定だ。

人間性否定の喜び、
西欧には人情ものはこういうことになるのではないか。

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人情世間体を拒否する文芸、
人情世間体と戦い、
苦しむ文芸は受け入れられる。

そこに人間性があるからだ。

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そこに現実改革に戦う姿勢があるからだ。

これが西欧の人間性だ。

日本は反西欧であることが分かる。

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人情世間体こそ、
人々が苦しみを共にし、喜びを共にする。

そういう状態だ。
だが人権や人間性を排除して行っている。

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西欧の愛は、
特権によって排除されたものの救済に見える。

特権を無くせばいいのではないか。

ある種の特権は、神の作った悪だ。

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人情世間体の悪は、人が作ったものだ。

そこには救済がない。

救済が成立するには、
人情世間体の排除を排除せねばならない。

即ち人情世間体を排除せねばならない。

*。
西欧と交流が日常的になって、
西欧と日本の違いが明らかになった。

日本の偽善と欺瞞が明らかになった。

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世界に人権勧告に糾弾されている。
日本は世界の異物として排除され始めている。

いや日本が世界を異物として排除している。

*。
日本と世界の間で、相互排除戦争が起きている。