アジアの問題 メタ階型欠如

西欧にはギリシャ以来展開してきた哲学、
即ちメタ階型意識体系がある。
これは世界に流通する。

東洋にそれがあるか。
仏教や儒教、
だがそれは修行者の心の中に形成され、
一般はその人たちの言いなりになるという展開だ。
多くの人が作り上げる、開かれた知識体系がない。

即ち社会が共有する知識体系がない。
従って知識で社会が制御されることはない。
金とか力を共通にする。

つまりアジアにコモンセンスはない。
共通項は金と力だ。

靖国や南京問題などは力の対決だ。
日本も問題だが、
日本を可愛がる力は東洋にない。

規則で交通整理をするしかない。
愛や正義の精神がないからだ。

そこで可能になる整理はGёdelの不完全性定理だ。
1.できないことはしない。
2.やってならないことはしない。
3システムは負帰還機構とする。

幸いにも東洋は良心や良識への鋭敏なる依存性がある。
そこから面子が生まれた。
面子は東アジアの共通項だ。
これをまとめるGёdelの不完全性定理である。