超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

絶対社会 相対社会

2008-06-22 05:07:26 | Weblog
ヨーロッパは相対社会、東洋は絶対社会である。

絶対社会は衝動を生きており、
相対社会は感情と理性という相互作用のある意識を生きている。

*。
絶対社会は、強者支配、弱者服従システムだ。

日本は東洋で始めて、
弱者でも東大を出れば、強者になれる移動の自由を持った。

この自由の獲得で、
経済や軍事に成功した。

*。
こう見るとアメリカもまた絶対社会だ。

成功物語、移動の自由を意味する。

ソ連は
移動の悪い絶対社会であり、世界を生きられなかった。

             *。
ヨーロッパは移動の自由に欠けるが、
愛と正義なる人間性を獲得、
人間性の自由を持って、高品質文明を作った。

*。
人間性、
これは人の犯罪性や戦争性と高めた。

きれいなものを作ると、汚いものが出来る。

対偶効果、ダイポール・モードによる現象だ。

陰陽、光と影、建前と本音、表裏、理想と現実、
これらは対偶対称効果である。

              *。
理想は消点であって、
消点を目的とすると、対偶効果が現れる。

消点とは、ダビンチが、絵画に用いた無限遠点である。
実在しないが、これを設定すると人の意識や行為がきれいにまとまる。

意識や行為がばらばらにならず、まとまる。

              *。
一神教の神は消点であって、実在に対応しない。

実在とすると、一神教同士が、
戦闘し、宗教でなくなる。

*。
例えば死刑は消点であって、
実行してはならない。

実行すると、社会が残酷となる。
そして死刑にしなければならない事件を作り出す。

*。
一神教や死刑は、
消点として扱い、実行しないことだ。

これが大人の知性だ。

*。
人類は知的に子供だ。

これが問題の正体、真実である。


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