超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

巨大国家は自己免疫病だ

2008-07-12 08:09:42 | Weblog
自分の中に自分を排除する敵が生まれる。
自己免疫現象とも言える。

*。
ソ連は何故崩壊したのだろう。

自分の中の敵に潰されたのではない。
自分自身が弱ってしまった。

共産主義が、自然ロシアの自己免疫であったと言える状態だ。

*。
アメリカは何故繁栄したか。

自分の中に共産主義を言う敵を作らせなかった。

これで強くなったように見える。

だが世界を敵と味方に分類し、
自分を狂わせたのではないか。

              *。
近代的国家や自我は、
自分の中の敵に悩まされる。

いやこれを潰すことの成り立つようでもある。

*。
強力な法治国家は、
自然破壊や人間を圧倒、
人間と社会を歪め、
それを否定する敵となってしまった。

*。
国家が栄え、人と社会が死ぬ。

これが新自由主義であり、グローバリゼ-ションだ。

*。
こう考えると、
巨大国家は、
人や社会を異物排除する自己免疫病であることが分かる。
ガンの一種ともいえる。


コメントを投稿