4月、新年度になり、昼の部初めての例会です
出席メンバーは会員8名、ろう者1名。
季節は・・・豪雪で、山となった雪が解けて春です
なんかウキウキ嬉しいですね。
ということで、今日の前半のテーマは「春の単語」です。
今日は何の日?
“春巻きの日” だそうです。
へぇ~
今日の進行担当Iさんが、大きな用紙に
たくさん単語を列挙してくれました。
それを見たメンバーが、
「うわぁ、これ作ったの~」、
「すごいね~」などと、いつも感嘆の言葉が出るほど
事前準備に驚かされます
では、スタート!!!
着席の端から一人ずつ順に単語の手話表現
(分らなければ身振り、指文字でもOK)
―桜、桜前線、お花見、お花見ジンギスカン、
梅、チューリップ、スイセン、スズラン、
ミズバショウ、菜の花、などなど―。
・ミズバショウとアスパラの手話、似てるね。
・鯉のぼり→ポールに魚が泳いでる様子。
あ~雰囲気、分かるわ~。
・泥はね→走行車体の横からバシャバシャと飛び散る様子。
うわぁ状況が想像できる~。
・行者ニンニク(アイヌネギ)→美味しいとの感想。
「酢味噌和え、良いよ」。
・海明け→意味わかる? 担当のIさんが調べていました。
オホーツク方面の流氷が春になると溶け出し、
出航出来るようになる時期のこと。
そこで、ろう者Hさんが「オホーツク」を説明するために、
片手で北海道を模した形を作り、親指が稚内、
人差し指が知床、小指が根室と示してくれました。
このほかに「春」が付く単語も用意してくれました。
・春巻き→給食関係の職場で通じる表現をSさんが教えてくれました。
・青春→「若い」と「春」を組み合わせます。
・春分の日→春のお墓参りを表現しました。通じました。
このように手話単語の学習でありながら、
多方面に話が広がる有意義な前半となりました。
後半は「あゆむ新聞の記事を手話で表現しよう」です。
予定では初級クラスのテーマは「春にやってみたいこと」、
中級以上クラスが上述のテーマでしたが、
今日の出席者の顔ぶれから分けずに
学習することになりました。
入会間もない方もいる初級クラスの方には
申し訳ありませんが頑張ってみましょう。
二人一組になり新聞記事の一部を
手話で通訳しなければなりません。
一組ごとに前に出て、一人が読み上げ、
横でその内容を手話します。
私「う~難しい」。
ろう者Hさんの判定は「全くわからない」でした。
例会終了後、改めて一人で再挑戦してみると
「ここはこう表現したら良かったのか?」
と反省する点が多いなあ
改めて思うことは、咄嗟に判断して手話表現できる
通訳者や通訳士となった人の凄さを実感するばかり。
先は遠いなぁと思いました。はい。
夢バナナでした