今日の夜の部の参加者は、
ろう者3名、会員6名でした
テーマは
「あゆむ新聞の単語」です。
まず、学習担当のSさんから
「あゆむ新聞」の
“あゆむ” の
由来を知ってますか?
の質問に、
えっ、そう言えば~、
なぜだろう
“ろう者と聴者が共に歩んでいこう”、
という発想から “あゆむ” かな
この質問に対する回答のため、
当サークルの歴史に触れることになりました
昔は札幌手輪の会というひとつのサークルがあり、
各区のサークルは“班”という形でした
西区は“あゆむ班” だったそうです!
昭和61年に各区のサークルは独立して、
“手輪” の付く
「札幌西区手輪の会」となりました
M氏が分かり易く解説してくれました。
ありがとうございました
ところで、
“あゆむ” の
発想は前述で良かったよう。
後半は、
内容の濃ぉい前半終了後、
あゆむ新聞で掲載されている単語の
手話表現を確認しました
例を挙げると、
・会長→会に親指または小指(女性)を立てて、
もう片方の手の甲に乗せる。
・副会長→会長に副を付けます。
ここで問題発生です。
片方の親指を立てたグーの下に、
もう片方の親指を立てたグーを添えるわけですが、
添え方によっては全然違う意味になります。
添える親指の位置によって
「坐薬」になるのです。
細心の注意を払って
親指を添えるようくれぐれもご注意を
怖いですねぇ
でも笑ってしまいました。
ちなみに副は「おかず」の表現にもなります。
あゆむ新聞は、
会員のほかに西支部の役員にデータ配信しており、
支部では紙ベースとなると
印刷等の手数もあることから
希望者に配信しているらしい。
そこで、
“印刷”のキーワードから、
“ガリ版刷り”の話になりました。
どんなものかを説明してくれて、
ある一定以上の年齢の人には
「分かる分かる」とうなずく人もいれば、
「えっ、何ですか???」という年代の人もいます。
おもしろいですね
最後に、
あゆむ新聞に掲載されている文章を2つのグループに分かれて、
どのように手話表現するかを話し合い、
代表(会員)が披露
その後に同じ内容をろう者が表現してくれたのを見て、
表情が伴っていて何倍にも伝わったようで、
やっぱり表情は大事だなぁと実感した
夢バナナでした