札幌西区手輪の会

昼★第1~3木曜10~12時/夜☆毎週木曜19時~20時45分
札幌市身体障害者福祉センター※部屋入口のボードで要確認

7月14日 昼の部例会

2022年08月05日 10時15分47秒 | 報告

今日の昼の部の学習のテーマは

前半

「なに?いつ?どこ?なぜ?

だれ?どのように?」などの

質問の仕方。

後半

「ろう者と健聴者のマナーの違い」

についてです。

 さぁ、はじまり~はじまり~!

懐かしい紙芝居形式で

学習スタートです。

 



 

学習担当のNさんの

工夫を凝らした紙芝居に

次々と質問が現れます。

ドキドキ~

「身長何センチ?」

「体重何キロ?」

「カレーとラーメンどっちが好き?

「どうやって来たの?」

皆で一つ一つ質問の仕方を

確認していきます。

聞きたいポイントの疑問詞は

文章の最後に顔の表情も付けて

表現することに注意して、

さぁもう一度!!

さてさて、次のこれは

どう表現するでしょうか?

「この家築何年?」

ん?あれあれ??

「この家は建ててから

何年経っていますか?」

という質問ですが、

そのまま手話表現すると

なんだが分かりにくい!

どう表現したら

伝わりやすくなるでしょうか?

 



 

意味はそのままで語順を変えて

「この家何年に建てたの?」と

手話表現した方が

すんなり分かりやすくなりました。

単語一つ一つを

そのまま表現するより、

意味をとらえて工夫して

分かりやすく手話表現することも

大切だと学びました。

また、学習の最後に、

質問する時は眉や顎の動き等の

顔の表情や、

きつい口調にならないように

穏やかな手話動作も大事だと

学びました。

 



 

でもまだまだ私は、

手と顔がバラバラで

動きが硬いなと

つくづくわかりました

( ;∀;)トホホ

 

 



 

 後半はろう者と健聴者の

マナーの違いについて幾つか学びました。

 



 

色々あるようですが、

例えば、

集会などでの開始や終了の合図に

違いがあります。

ろう者は照明の点滅で

全員に知らせますし、

拍手も手のひらをひらひらさせて

表現します。

誘われた時の断り方にも

少し違いあるという指摘も

ありました。

例えばろう者は

行くか行かないか聞かれた時の

行かない場合、

先に断りを告げてから

理由を述べる事が多いのですが

健聴者は「仕事があるから」などと

理由だけ言うことが多い

という印象があるそうです。

それだけですと仕事の後来るのか

初めから来ないのかが分りにくい

というろう者の意見があります。

その断り方あるあるですね!!

健聴者は気を遣っているようで

ただ断りにくくて

言葉を濁しがちです。

良くないですね!反省しました。

ごめんなさい。

「まし」「まあまあ」のとらえ方の違い。

この二つの単語は健聴者は

あまり良くない状態を表す時に

使いますが、

ろう者は逆に普通より

良い状況を表す時に

使うという指摘がありました。

夫々ろう者個人でも

違いがあるので

全員がそう考えているとは限りませんが、

時に色々な違いがあり、

お互い誤解しないように

良くコミュニケーションをとる

必要がありますね。

以上、クレアでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする