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nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

17mm~800m

2021-09-21 | カメラ

以前紹介したEF400mmF5.6Lの購入(2021/8/10ヨンゴーロク)で、1.4倍と2倍のエクステンダーを組み合わせれば800mmの超望遠から17mmの超広角まで一通り焦点距離が揃ったことになり、各焦点距離で同一被写体を撮影してみました。
地元の山の麓(標高100m前後)から、11km先の大垣のソフトピアジャパンセンタータワーと42km先の名駅のセントラルタワーズなどの高層ビル群を狙ったものです。

以下17mm24mm50mm105mm200mm280mm400mm560mm800mmの9焦点距離の作例です。


EF17-40mm F4L IS USM 17mm相当




EF24-105mm F4L IS USM 24mm相当




EF24-105mm F4L IS USM 50mm相当




EF24-105mm F4L IS USM 105mm相当




EF200mm F2.8L USM




EF70-200mm F4L IS USM +1.4X III 280mm相当




EF400mm F5.6L USM




EF400mm F5.6L USM +1.4X III 560mm相当




EF400mm F5.6L USM +2X III 800mm相当

 


ヨンゴーロク

2021-08-10 | カメラ
通常ヨンゴーロクのEF400mmF5.6L USMを買ってしまいました。かなり以前から気になっていましたが、2年ほど前に終売になって、結局は中古で購入しました。1993年発売の古いレンズですが、かなりの描写性能があるレンズです。




単体で使用するとかなり切れの良い描写をしますが、ピントが合っていない部分のボケが少し滲んで波打った感じです。


上の写真の等倍の切り出しですが、このレンズ単体の個体差なのか、もともとのヨンゴーロクの特性なのかはよくわかりません。まあ、実用上の問題はないので問題ないと思います。


なおこちらはピントの合った部分の等倍の切り出し。このレンズの名誉のために書いておきますが、非常に高い描画性能だと思います。


手持ちのエクステンダーと組み合わせて使用してみましたが、開放がF5.6のレンズなので、有効F値が低下するのします。EOS 6Dだとオートフォーカスが動作しないため、マニュアルフォーカスでのピント合わせになりますが、かなりの至難の技になります。



これはEF1.4X IIIの組み合わせで560mmの作例。これでも開放F8なので、オートフォーカスが作動しません。もう1世代あとの中級機以上だとF8でもオートフォーカスが作動するのですが、それでも中央1点しかF8のポイントは無いようです。


これはEF2X IIIの組み合わせで、800mmの作例。開放F11なので今の所、キヤノン製の一眼レフ本体では、オートフォーカスは作動しません。(ミラーレスでは例がありますが、開放F11で位相差オートフォーカスが作動する一眼レフって世の中にあるのか)


手ブレ補正がないので、今となってな時代遅れかもしれませんが、デジタル時代にも十分に通用する描画性能の高いレンズです。

撮影 東赤坂 2021年7月17日・7月23日・8月7日

RAK-DC1リングセット

2019-10-23 | カメラ

PowerShotGシリーズのカメラは、コンバージョンレンズ取り付けのための、取付座を覆うリングがあります。その中で、PowerShotG7など数モデルは、正式なアクセサリーとして、カラーリングがオプションで有りました。
PowerShotG7およびG9用のRAK-DC1は限定2000個の限定生産でキヤノンの通販サイトのみの扱いでした。そのため滅多に中古市場にも出てきませんが、たまたま近所のハードオフで入手出来ました。
ところが中を開けてみると、シルバーと黒に青帯のリングの2つは問題なかったのですが、もう1つが、本来の黒にオレンジ帯ではなく、よく見ると黒にシルバー帯でG9用の純正リングでした。まあ中古のジャンク品なのでとやかく言っても仕方がないのですが。




PowerShotG7に取り付けるとこのような感じになります。上が純正リング、下が黒に青帯のアクセサリーのリングになります。
ところで、稼働率は落ちていますが、2007年に新品購入したPowerShotG7及び、その後中古で購入したPowerShotG9ともいまだ現役で、今後も当分の間、継続使用の予定です。

これ以外に、PowerShotGシリーズのカラーリングアクセサリーは、G10G11G12用のRAK-DC2もあったようです。

EF-S55-250mm F4-5.6 ISをテスト

2018-10-20 | カメラ


初期型のEF-S55-250mm F4-5.6 ISを使う機会があったので、7Dにつけてテストしてみました。





思った以上に性能がよく、画質もLレンズまでは行きませんが、それなりの描写をします。キットレンズとは思えないほどの性能ではないかと思います。
自分はメインカメラが6Dなので、レンズは原則フルサイズ用でAPS-C用のレンズをを購入する事はありませんが、すでに2回マイナーチェンジしていますので、中古価格は手頃になっていて、出物があればお買い得レンズだと思います。

EF70-200mm F4Lがリニューアル

2018-06-08 | カメラ
キヤノンの小三元レンズのうち、「EF70-200mm F4L IS USM」がリニューアルされ、II形になりました。シャッタースピード5段分の手ブレ補正効果(従来は4段分)があり、コーディングが変更されて、逆光特性が良くなっています。ただし光学系は、I形から変わっていないようです。
以前から、I形は持っていますが、下取りに出して買い換えようかと。ただ、お値段もそれなりに上がっていて、定価は185,000円(従来型は158,000円)します。

ところで、このレンズ、手ぶれ補正なしが1999年に発売され、手ぶれ補正付きが2006年に発売されました。ニコンの同クラスのレンズの「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」は、2012年に発売されています。それまでは、70-200mmのF4通しズームがあるためキヤノンを選択したという人が少なからずいました。

F4通しズームは少し前まで、キヤノンの専売特許だった時期があり、「EF17-40mm F4L USM」は2003年に、「EF24-105mm F4L IS USM」は2005年に発売されましたが、ニコンは遅れていて「AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR」と「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」は2010年に発売されました。ソニーもF4通しズームを2014年と2017年に発売されていて、最近の需要はこのあたりのようです。

これら焦点距離の異なる3本のF4通しズームを総称して小三元と読んでいますが、キヤノンは「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF17-40mm F4L USM」が、「EF24-105mm F4L IS II USM」と「EF24-70mm F4L IS USM」が、「EF70-200mm F4L」は手ぶれ補正有り無し両方が併売されています。というわけで現在キヤノンのF4通しズームは、小三元と言いながら現時点で6種類あることになります。(EF200-400mm F4L IS USMを除く)

さらに今回「EF70-200mm F4L」はII形が発売されますが、手ぶれ補正なしと、手ぶれ補正有りのI形は併売されるようです。これで7種類のF4通しズームということになります。
ところで、手ぶれ補正なしの「EF70-200mm F4L」の併売はともかく、手ぶれ補正付きのI形の併売はなぜなんでしょうか。