ルネサステクノロジからBD/HD DVD対応3波長レーザーダイオードドライバが発表されました。(ニュースリリース9月21日)
11月にはサンプル出荷を始めるようですが、場合によっては一気に普及するかもしれません。
これらは従来、1チップにすることが難しかった、次世代光ディスク用の波長405nmの青紫色レーザーと、DVD±R/RW・DVD-RAM用の波長650nmの赤色レーザー、CD-R/RW波長780nmの赤外レーザーをワンチップにまとめた物で、コンピュータ用のドライブには必要不可欠な仕様です。従来次世代光ディスクのうち、一方のBD側はDVD・CDとの下位互換性においていろいろ面倒な点が有ったようで、一部BD専用ドライブも存在するようです。
ニュースリリースをじっくり読んでも、HD DVDとBDの両対応についてはいっさい書かれていませんが、波長405nmの青紫色レーザーの仕様が、どちらかの排他的仕様と言うことは無いでしょう。ただしピックアップ側での対応については何とも言えませんが。
さて、Blu-rayとHD DVDの両対応ドライブをどこか1社が発売して成功を収めると、対抗上全てのドライブメーカが雪崩をうって両対応化する(せざる得ない)かもしれません。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/22/news066.html
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050922/renesas.htm