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nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

電子マネーの話

2008-08-11 | パソコン・周辺機器・携帯電話
自分が使っている携帯はauで、これについては特に不満もなくと言うより、ソフトバンクやドコモにはない800MHz帯のエリアの広さに感謝しながら、愛用しています。と言うわけで、auから他社に変更する予定は今のところありません。
もう一つ、今メインで使っているクレジットカードは航空会社のマイレージの関係で、三井住友系のANAマイレージカードとなっています。
ANAマイレージカードを持っている関係で、以前からEdyを使ってきましたが、プリペイド(チャージするタイプ)ではない、ポストペイタイプ(後払い)の電子マネーが使いたくなりました。

現在の所代表的なポストペイタイプの電子マネーはiD、Smartplus(VISA TOUCH)、QUICPayがありますが、いろいろあってこれらが今のところすべて使えません。

iDはNTTドコモと三井住友が共同開発した電子マネー規格で、おサイフケータイは当然の事ながらNTTドコモの携帯に限られます。おサイフケータイを使う場合、この時点でNGとなります。
Smartplus(VISA TOUCH)とQUICPayをおサイフケータイで使う場合、今度は三井住友系のカードでは決済が出来ず、こちらもNGとなります。

iDは最近、クレジットカード一体型が出始めましたが、ANAマイレージカードの場合、空港でのSKiPサービスの識別を兼ねて、Edyをカードに搭載している関係上、一体型の発行が難しいとされています。
同じような、悩みを持つ方が結構居るようで、こんな記事がありました。

http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0607/24/news035.html

いったいどうしたら良いのか悩むところですが、この際QUICPayが使え、マイレージが引き継げるANA JCBカードに乗り換えてしまおうかと考えています。

ツーカー停波

2008-04-01 | パソコン・周辺機器・携帯電話
ツーカーが3月31日をもって、携帯電話サービス終了となった。ツーカーは元々、日産自動車が出資したツーカーセルラー東京とツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西に由来し、関東、東海、関西で事業を行っていました。
その後、全国展開のため、日本テレコムグループのデジタルホン(Jフォン→ボーダフォン→ソフトバンクモバイル)と合弁で、デジタルツーカーを設立しています。
現在でもこの名残で、ツーカーの携帯電話は関東、東海、関西でソフトバンクにローミングし、携帯電話では唯一、会社間が異なってもショートメッセージサービス(スカイメール)が相互受信可能でした。

その後、日産自動車は経営悪化で携帯電話事業から手を引き、KDDIグループ傘下になり、いろいろあってauとは兄弟関係となりました。その後、auにブランドを統一することになり、ツーカーのサービスは3月31日をもって終了することになりました。
一部では、ローミング相手のソフトバンクモバイルにて3G携帯への移行がすすみ、2Gサービスが終了すると、その時点で、全国サービスが不可能になるため、それもあったようです。

ところで、デジタルツーカー時代に契約された端末は、関東、東海、関西ではデジタルホンにローミングする端末と、ツーカーにローミングする端末の両方があったそうですが、Jフォン、ツーカー成立後もそのままだったそうです。こららの端末は2004年末にツーカーでのローミングが打ち切られたため、現在関東、東海、関西では使えないそうです。

ツーカーセルラー東京とツーカーセルラー東海は名前からわかるようにこの地区に会社の無かった(IDOがあったため)、DDIセルラーグループ資本も入っています。なおツーカーホン関西は日産自動車主体です。
営業エリアの重ならないDDIセルラーはIDOとの合併(現KDDI・au)を考えていたため、日産自動車は、ツーカーセルラー東京とツーカーセルラー東海のDDIセルラー資本を引き取った上で、デジタルホンへの統合を当初検討していたようですが、価格面で折り合いがつかなかったようです。

このように複雑な遍歴をたどった拡大期の携帯電話事業の資本関係の複雑さを象徴する名残とも言えるツーカーがついに消滅することになり、元ツーカーユーザーとしても感慨深い物があります。

HD DVDはなぜ負けたのか

2008-02-21 | パソコン・周辺機器・携帯電話

東芝がHD DVDからの撤退を正式に発表しました。
いろいろ言われていますが、ワーナーのBlu-rayへの転向が最終的な引き金になったようです。まあそれ以前から、かなり劣勢で東芝社内でも撤退が検討されていたんでしょう。ソニーのベータマックスの時のように、劣勢になりながらも、意地で製品を発売し続けることをさけて、名誉ある撤退を選んだのかもしれません。ベータマックスに対してVHSが決定的に有利になったのが1984年で、ソニーがVHSを発売したのは1988年と実に4年もベータマックスを引っ張ったわけです。(ベータマックスの場合、11もの録画再生規格があり、再生互換性に難がありユーザーの混乱を招いてソニーの自滅に近い面がある。ちなみにメモリースティックでも規格が乱立ぎみである)

以前このブログでもさんざん取り上げまして、この問題に関しては7回も書いていました。
2005/4/22 「和解」
2005/5/16 「本当に合意出来るの」
2005/6/10 「これは無理か・・・」
2005/8/25 「次世代光ディスク交渉決裂」
2005/10/1 「マイクロソフトはHD DVD」
2005/10/14 「Blu-rayとHD DVDの両対応の可能性」
2006/1/6 「HD DVD搭載でキャッシュバック?」
どうも過去自分が書いたものを読むと、当初から心情的にはHD DVDが不利とわかりながらHD DVDに有利な材料を探して取り上げているようです。
DVDレコーダについては東芝が一番熱狂的なファンが多く、編集機能やパソコンとの連携機能が豊富に用意されています。実を言うと自分も東芝のRD-W300を使っていますが、使いこなせないほど機能がたくさんあります。


まあ大容量のメディアが勝つというのは歴史の必然であったりします。ただし後方互換性の無い規格をのぞきます。後方互換性は無いと致命的で、21世紀にもなってフロッピーディスクがドライブ、ディスクとも生産使い続けていることが示しています。
この点当初HD DVDに対してBlu-rayは、後方互換性に難があり、その点が不利でしたが、それも次第に克服されました。

さて、よく言われるHD DVDの有利点であるROMメディアの製造が比較的容易で、しかも既存のDVD製造設備を流用できるというものがあります。これは、Blu-rayには無いメリットでしたが、Blu-rayも比較的安価にROMメディアの製造が可能になり、一部既存のDVD製造設備が使える所まで技術的に開発が進みました。
このROMメディアの既存のDVD製造設備を流用できるという点は、コンテンツ供給側が多額の投資を必要としないため、ROMメディアの製造設備に多額の投資を行い、ソフト側が引くに引けない状況にならなかったという面もあるのではないかと考えられます。つまりHD DVDの方がソフト側は撤退しやすかったのではないかと。

ちなみに自分は、どこか1社がBlu-rayとHD DVDの両対応を発売して、他社も追随し、なし崩し的にDVDの記録メディアの+と-の様に両対応が広まると予想していました。

ところでHD DVDレコーダーが急に売れ始めたとか。熱心な東芝ファンが駆け込み的に購入しているのと、現行のDVDも使えるため、かなりDVDレコーダーとしてみてもこのところの値下げで、安価な高性能レコーダーとなっており、この点も評価されたようです。


XPからVistaへ

2007-10-14 | パソコン・周辺機器・携帯電話
久々にパソコンを購入しました。WindowsXPからWindows Vistaに変わったわけで、ようやくOSをアップグレードしました。というのも、前任のパソコンのOSがこのところ不調で、ここ数日はSafeモードでしか立ち上がらなくなっていました。ハードディスクを載せ替えてOSを再インストールしようか検討したのですが、2003年に組んでいてそろそろ新しいのがほしくなったというのもあります。
実際ミドルタワーを机の下に入れていたのでかなり邪魔で、静音という思想が自作パソコンに導入される前に組んだこともあって、音が相当うるさい状態でした。そんなこんなで、近所の家電量販店へ行くと、展示品現品限りのキューブ型が置いてあって、価格は49800円。スペックはOSがHome Premium、CPUがCeleronD331、メモリーが1GB、光学ドライブがDVDマルチ、HDDが160GBという内容でした。持ち帰って気がついたことですが、チップセットが945Gなので、何とかWindows Aeroが動くぎりぎりのスペックになっています。
しばらく考えましたが、数分後には「これ下さい」といっていました。
持ち帰って、電源を入れたところ、かなり音が静かで、気にならない水準になりました。(パソコンを衝動買いするとは・・・)

その後いろいろ環境移行をしましたが、これが結構大変。元のPCからハードディスクをはずして、手持ちのUSB-EIDE変換コネクタでデータを吸い出しました。(立ち上がらないからこうするしかない)

普段使っているFirefoxのブックマークファイルを探し出すだけで、半日かかりましたが、主なデータはUSB外付けだったので、あとは画像管理ソフト(ZoomBrowser EX)とフォトレタッチソフト、Winampのインストールぐらいですみました。まだプリンタとかスキャナとかいろいろ移行できていないところもありますが。

ところで前のCPUがAthlonX2500+(実クロック1.83GHz)だったので、CeleronD331(実クロック2.66GHz)だと、どの程度性能向上したのか大いなる疑問があるところですが。

あと、このパソコン、PCI Express x16のスロットを持っているようなので、グラフィックカードを増設して、画面が快適に動くようにしようか検討しています。