トライアングルの部屋

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だれもが知ってる小さな国 有川浩

2016-01-26 06:12:08 | 本 2016年
はち屋
つまりは養蜂家
この職業がどんなものかを知り驚いた

日本中を季節ごとに移り住んでいるのだ

みつばちの生態も驚き
一匹のみつばちが一生のうちに作れるはちみつは
ティースプーン一杯分

人間にとっては一なめ
みつばちにとっては一生

主人公の養蜂家の一人息子ヒコ
漢字で書くと比古
なんとも素敵な名前ではないか

日本神話で男の神様を
うやまって呼ぶ呼び方だそうな

女の神様は比売とかいてヒメ

そしてそのヒメも登場する

同じ養蜂家の娘で
仲良くなり
この話のテーマであるコロボックルを
こよなく愛する女の子
愛読書は佐藤さとるさんの本
「だれも知らない小さな国」

コロボックルは蜂場の近くに住んでいるので
養蜂家とは
切っても切れない関係なのだ

コロボックル
アイヌ伝承の小人
蕗の葉の下の人という意味

後から登場するミノル
知的障害のある大人で
心が純粋なためか
彼にはコロボックルが見える
そしてコロボックルには
彼を守るという使命があった

ヒコとヒメは彼と仲良くなるが
コロボックルたちに危機が!!

何とか助けなければと
悩むヒコ

そしてミノルが立ち上がる

季節ごとに仕事場を移動する養蜂の仕事
それについて行き
転校の繰り返しの子供

受験期のことは書かれていないが
やはりついて行くのか?
高校は無理だろうなあ

機械と器械の違い
機械はエンジンやモーターなどの
動力がついているもの
動力がついていなくて
人の手で動かすものが器械

みつばちをおとなしくさせるために
煙を出す燻煙器

手で動かすから器械

はちみつの種類

レンゲ
アカシア
シコロ
シナノキ

ヒコとヒメは
シナノキのはちみつが一番好きだって
きれいなレモンイエロー
くせがあって苦手な人が多いとあるけど
味わってみたい

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