トラ・イアン・グルの部屋

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ええもんひとつ 山本兼一

2010-10-20 14:25:48 | 本 2010年
幕末の京の町にある道具屋「とびきり屋」の話

主は真之介 妻はゆず

1話 夜市の女
お世話になった道具屋 枡家喜右衛門から頼まれ
茶碗と扇子を競りにかけた

たいした物ではないと思っていたが
なんと百五十両という高値がついた

落としたのは粋筋の女
どうしてそんな高値がついたのか?

2話 ええもんひとつ
この話にはなんと坂本龍馬が登場する
道具屋の2階に居候していたことがあるとの設定

道具を買う時の極意を龍馬に聞かれて
真之介の答えは
一番ええもんを一つだけ買うこと

百両のお金があったら十両の道具を十個買うよりも
百両の道具を一つだけ買えと・・・

その教えの元に龍馬が取った行動は?

香道の先生からすばらしい香炉をどうしても買い取りたいゆずがしたことは・・・

3話 さきのお礼
ゆずは願い事をする時
先にお礼を言うことにしている

神様はいろんな人から頼みごとをされるから
一つひとつ覚えていない
先にお礼を言っておいたら
神様も忘れないでやってくれるんじゃないかと言う考え

とびきり屋で古物だけでなく新物も扱いたいと
真之介とゆずが探し回る
その途中うどん屋に入るのだが
そこで出てくるきつね丼
油揚げとねぎを煮含めてごはんにのせた丼
安上がりでおいしそう
今日の夕飯に決定!!

この話には桂小五郎の代理人が登場

4話 お金のにおい
道具の目利きの仕方
ほんまにええ道具というのはお金のにおいがするんえ

5話 花結び
桂小五郎登場

桂小五郎から預かった書状を茶壷に入れて隠し
その茶壷を店の奥にしまっておいたところ
確かに茶壷が店にあったはずだから譲ってくれと言う人が現れた
力づくでも持っていこうとするので
花結び対決で勝負することに・・・

6話 鶴と亀のゆくえ
とびきり屋 真之介とゆずのなれそめの話

読み終わると自然と京言葉に・・・

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