トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

リアとレオーニ グラハム・ハンコック

2011-12-01 05:57:14 | 本 2011年
レオーニは現代で生き
孤児
養女として引き取られた先で
養父に性的虐待を受け
薬物にはまり
めちゃくちゃな生活をしていた

リアは二万四千年前の石器時代に生き
両親は事故で亡くしたが
兄が二人いる
彼女の部族を襲ってきた悪と戦う

二人がブルーエンジェル(蒼い聖女)によって結びつく

これでもかこれでもかと続く残虐極まりない戦い
スパルという悪が現代でも過去でも襲ってくる

これは児童向けの本なのか?
それにしては読ませたくない部分が多すぎる

性的虐待をはじめ
薬物や子供に対する殺し方

殺した子供の霊が天に昇っていく時
悪はその霊までも消滅させようと
追いかけてくるシーンはゾッとする

538ページという長い話を
残酷な戦いに耐え
一気に読んだのに
最後はがっかり!!

なんなのだ?
続編があるのか?
リアがレオーニを助けると
リアの命が1年と1日しか生きられなくなる?
なんだこの1日って
きっとあと1日残っているという
ギリギリのところで
読者をハラハラさせるという寸法か?

文章は背景等の表現が細かく
映画を見ているようだった
たとえば仲間がリアの周りに集まるというシーンでは
単に集まるではなく
右に誰と誰か 左に誰と誰か等々
訳した人がそうしたのかわからないが
台本のト書きのような感じ?

作者のグラハム・ハンコックは
「神々の指紋」とうベストセラーの本を書いた人



 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« この女 森絵都 | トップ | アントキノイノチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本 2011年」カテゴリの最新記事