トライアングルの部屋

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甲子園進化論 女子の力で変わる未来の甲子園 太田幸司

2018-01-18 06:56:28 | 本 2018年
元祖甲子園のアイドルの異名を持つ
太田幸司さん

時々ラジオの阪神戦中継でお声を拝聴していたが
現在日本女子プロ野球機構の
スーパーバイザーに就任している

その立場から書かれた本


甲子園で戦える高校野球は男子のみ

女子にも甲子園出場の機会を与えてはどうかという話

とにかく今
野球はサッカー人気に押されて
部員が減少している

それにもかかわらず
プロ野球の球場動員数は増えている

その原因の一つが女性

女性対象にした球場でのイベントを増やしたり
グッズを作ったりしたことで
カープ女子やオリ姫などの女性ファンが増えているという


(私が
もう少し若いうちに
かわいいユニフォームやグッズとかあったらなあ)

でも観るだけではなく
やる方も女性を増やしたい
というのが太田氏の考え

現在女子硬式野球部が存在する高校は
30校に迫ろうとしている

せめて決勝戦だけでも甲子園でと願っている

男子だけのWBCは知られているが
女子硬式野球の世界大会が
二年に一度開かれていて
日本代表は5大会連続世界一になっていることは
ほとんど知る人がいない

2016年夏
北北海道地区から甲子園に初出場した
クラーク記念国際学園

通信単位制の学校で
校長が
冒険家の三浦雄一郎さん

その学校が
プロ野球楽天の協賛により
仙台市の同校に女子硬式野球部が
設立されることになった

東北初の女子硬式野球部

12月16日に練習体験会があったそうな
会場はKoboパーク

どんな感じだったのか?

高校野球における特待生問題にも触れている

熊本で起きた大震災

この年の代表は秀岳館

復興のために勝ち進みたい
被災地の代表という気持ちは
薄かったように思えた

監督はじめ
ベンチ入りの選手18名のうち
関西出身が11名
熊本出身は0

悪いことをしているわけではないが
何かが違うのではと太田氏は思う

私自身
地元出身の選手が少ない高校だと
がっかりするので理解できること
コメント
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