トライアングルの部屋

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時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

君が夏を走らせる 瀬尾まいこ

2018-01-03 09:16:02 | 本 2018年
退屈な正月がこの本のおかげで
いい時間を過ごせた気がする

主人公大田(下の名前出てきてたかな)
高校二年生16歳

彼の語り口調で
話は進んでいく

髪を染めピアスをし
勉強もせず
私服登校

俺はやる気のない高校生活を
過ごしていた

夏休みを前にし
奥さんと子供がいる先輩から
アルバイトをしてほしいと
頼まれる

そのバイトとは
一か月だけ
先輩の一歳十か月になる女の子鈴香の
面倒を見てほしいと

奥さんは臨月で
入院を余儀なくされ
両方の実家と付き合いのない二人は
頼めるのは俺しかいないと
頭を下げてくる

もちろん子育ての経験のない俺
戸惑いながらも
奥さんのメモを参考に
鈴香との時間が始まる

母子家庭だったせいで
料理が得意な俺は
鈴香のために薄味の料理を作る

遊びに行った公園では
俺の見た目なんか関係なく
鈴香のおじさんとして見てくれる

慕ってくれる鈴香
仲良くしてくれる公園の子供たち

俺は今まで
中学の時の駅伝しか
夢中になったものがなく
それも高校に入学して挫折

生きる目標を見失っている俺

この子育てを通して
俺は変われるのか?
変われる気がする

そんな希望溢れる話

16歳なんて人生始まったばかりだもの

感想としては
女の子でよかったし
この年齢がギリギリ?
小さくても手がかかる
大きくても大変

微妙な年齢

一か月だけだけど
こんなに規則正しくいくもんかな

こぼしたり
壊したり
熱だしたり

女の子は楽だというけど
こんなもん?


コメント
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