飯守＆シティフィル定期公演。上野の東京文化会館。
前プロに「新世界」を置いて、メインがバルトークのオケ・コン。
この曲順はありがたい。自分の好みは断然、ドヴォルザークよりバルトークですから。
先月のパルジファルの盛況から一転して、がらがらの客席。尤もこれが普段のシティフィルなのだが。
私の席のある５階サイドは左右合わせての座席数約１４０だが、客は７～８人。川崎球場の外野席なみ。喩えが古いか。
静かな場所で、気兼ねなく、のびのびとくつろいで聴ける、これはこれで良いぞ。
それに文化会館は、もっとも安いこのブロックの音響がとても良いので、お得。
ところが来月から、そして４月以降の来シーズンもすべて、定期公演の会場が初台のオペラシティに移ってしまう。初台のホールの音響や雰囲気も好きだけど、但しここの安い席は視覚的に問題ありで、いくら私が“見る”より“聴く”派だといっても、毎回毎回ステージの３分の１が見えない場所に座り続けるのもどうかな、と。
他にも諸々の要素があり、会員継続のご案内ＤＭが届いたが、今ちょっと迷っているところ。
・・・長くなるので、この話はまた別の機会にでも。
あ、誤解なきよう、付け加えるが、もちろん私とてこの楽団の公演の客入りが良くなることは切望してますよ。
みなさん、飯守泰次郎の指揮は良いですョ、一度ぜひ！
（但しオケの技量には、ちょっと目をつぶっていただいて・・・）
camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4 film: Fuji REALA ACE100