DAILY DESIGN.

      

Apple iPhone 4

2010-06-08 | デザイン

やっとこさアップルから次世代iPhone 4が発表されました。

今回の特徴はたくさんありますが、
機能的な部分は他の紹介されているサイトを見てもらうとして、
デザイナーとしてデザインの変化について見ていきたいと思います。

今回のiPhone 4はその特徴として、
今までの背面側がつるんとしたラウンドフォルムから一転、
ステンレスのフレームを前後からガラス部品でサンドしたような
3ピースの構成されたデザインになっています。

このデザイン、液晶部分とステンレス部分に段差が設けてあり、
よりステンレス部分が強調される事で数字以上に薄く見えそうです。

本体の前後にガラス?と強度が心配になるけれど、
ガラス部分にはプラスチックの約30倍の強度を持つと言われる、
化学処理されたアルミノケイ酸塩製ガラスを採用しているので(多分)大丈夫なんでしょう。
またiPhone 3GSの時と同様に表面には撥油のコーティングがされているそう。

デザインのポイントになっているステンレスのフレームですが、
これはこれでただのスタイル目的のデザインでなく、
何とこの部品がそのまんまアンテナの機能も有しているらしい!

すげー!筐体の強度を上げるだけでなく、
機能的な部分までも解決してしまうとは!!

最初リークされてた画像を見て、え~と思ったわけです。
このデザイン手法ってある意味鉄板な手法で、
それほど新鮮なイメージを感じなかったんですよね。

でも今までのiPhoneのもつイメージを表現しながら、そういった機能的な部分も
さらっと表現して解決し(おそらく解決には相当検討などを行ってると思います)、
今まで以上にコンパクトにデザインしてしまうあたりがかっこいいな~と心から思います。

ていうかうちの会社で、
「外装に金属を使って、アンテナとして使用しましょう!」
なんて言ったら、そりゃもう総スカンにあいそうです。。
ある意味、アップルだからできるプロダクトなのかもしれませんね~。


米国、フランス、ドイツ、イギリス、そして日本で6月24日に発売との事。
予約は6月15日からみたいなので、それまでのお楽しみですね~。

ECHIZEN JAPAN 越前打刃物

2010-06-05 | デザイン

福井県の越前市の伝統産業である越前打刃物。
その技術を生かして新たにデザインされたものが、
「ECHIZEN JAPAN」の越前打刃物の包丁シリーズ。

デザイナーにはMetaphysやHars実験デザイン研究所の代表である村田氏。
各地方の伝統産業を活用して、フリーランスのデザイナーが包丁をデザインする事は結構ある事だけど、
個人的にはその中でも秀逸なデザイン展開ではないでしょうか。


その要因がいくつあると思うけど大きいもののひとつに、
当初は海外での販売を主としたコンセプトがあったんじゃないかと。
日本色を色濃く表現したロゴやサイトの作り方などに顕著にその姿勢が見て取れる気がします。

また他には塊感ある刃物を、その素材の組み合わせなどで表れるテクスチャの見せ方。
デコラティブな表現はなく、潔い日本文化のような言い切り感が、
コンセプトとよく融合しているように思います。


良い包丁が欲しい方、いかがです?俺も欲しいと思案中。
どれも美しいけど、その中でも個人的には1310番台のラインナップが欲しい。
ステンレスの積層による模様がとにかく綺麗!
でも、、たけー!

ECHIZEN JAPAN


no title

2010-06-02 | デザイン

トライオードのアンプ、かっこいい。

抑えめの上品なワインレッドのボディに、
黒い格子の奥に無造作に並ぶ真空管。

機能美を超えたデザイン性を感じる。
音だけでなく、その周囲の空気までも変えてしまう存在感。
スタイリッシュじゃないところが、逆にスタイリッシュ。

柔らかくふわっとした音はずっと聞いていても飽きないです。

スパイスレストラン ぶはら

2010-06-01 | グルメ

ずっと行きたかったお店、ぶはらに行ってきた。
このお店の料理は基本、エスニックの料理。
ここのすごいのはスパイスの使い方でしょう。

スパイスの個性を使って料理の良いところを巧みに引き出してくれる感じ。
でも決して強すぎず、本当にちょうど良いさじ加減でした。
写真のカレーにしても味のバランス感覚が良すぎて、
おいらのカレー歴25年の中でもベスト3に入る美味しさでした~

特に美味しかったのが嫁さまの頼んだラムカレー。
まったりとしたソースに山椒っぽい香りがふわっと混じってきて、
そのさわやかな香りに誘われて食べ始めます。
ソースとスプーンで軽く触るだけでほろほろ崩れるラム肉を口に運ぶと、
最初は甘みを感じるんだけど、徐々に辛さがやってきた。

か、辛い~けどやみつきになる辛さ。
こんなカレーならいくらでも食べられるかも。。
ああ、書いてるだけで口の中がカレーになってきた。
カレー好きの方は是非どうぞ!


ぶはら
兵庫県神戸市東灘区岡本1-4-5 マナ岡本2F
078-452-5577