実家で使用している古い古～いコーヒーミルです。
デザインは今や車メーカーで有名なフランス・プジョーのものです。
プジョーはもともと歯車のメーカーとして起業した会社なんです。
有名なところではペッパーミルがいまだ生産を続けていますね。
自転車も少し前まで生産していました。
これは両親が２年位前にオークションで落札したものです。
家に来た時点でもうとても古いものだったので、
写真を見てもらえばわかるように、ご覧のとおり古っぽいです。
でも木は長年使われてきた「味」というかいい焼け具合で、
気品すら感じる雰囲気があります。
古い家具やなんかもそうだけど、長年使われた木材は
本当に綺麗な色艶と素材感をだします。
最近の工業製品にある樹脂なんかの素材感では、
まず得られない良さだと思いますね～。
こういうものが（難しいと思うけど）工業製品に増えてこれば、
モノに対する愛着心、モノの大事さ。さらに言えば、
リサイクルに対する関心なんかも芽生えてきそうな気がします。
話はやや戻って、ミルの使用感。
もう何十年も使用されているはずですが、
歯車はまだ全然現役で動いてます。
でも歯車は大丈夫だけど、年末に歯車をまわすハンドル部分の
豆の細かさを調整する部分にガタがきました。
応急処置でハンドル部分にアルミ材を挟み込んで今も使用中です。
使用感は少し違和感があるけれど、まだまだ使えそうで一安心です。
豆を挽く感触も硬くなくとても滑らかで良い感じです。
写真はアルミ材を挟み込んだ状態だけど、
そんなに違和感ないでしょ？そんなことない？
そうそう、最近このプジョーのコーヒーミルがちょっと違う形で
復刻して販売されています。興味のある方はぜひ！！
コーヒーが一味も二味も美味しくなるはずです。
