毎年恒例のカメラ業界の一大イベント「CP+」が今年もやってきます。
それに合わせて各社ドカドカと新製品を発表するのですが、
色んな意味で引っかかったモデルをご紹介します。
まず最初はペンタックス「K-01」
本体を小型化させたミラーレス機で、
ペンタックスの従来からのKマウントが使用出来るようですね。
で、何が引っかかったかと言われればそのデザイン。
なんとこの「K-01」はあの(どの?)マークニューソンがデザインしたとの事。
マークニューソンといってもぴんと来ない人も多いと思いますが、
有名なのはやはりauの最も熱かった時代の「au design project」の第2弾として
発表された「talby」のデザイナーで有名でしょうか。
たしかに従来までのカメラカメラしたデザインとは違う印象はありますね。
カラーリングも黒い塊感の強いカメラとは違う、とっつきやすさは良いかもしれません。
でも一番気になるのはボディの厚みかな。
この大きさになってくるとコンパクトデジカメとの比較もされると思うのだけど、
ダイレクトに厚みが見えすぎる形が潔いと言えば良いかも知れないけど、
個人的にはスタイリッシュさにかけるような印象を持ちました。
ただしそのぽてっとしたシルエットと柔らかいアールの処理なんかが、
今までのレンズ交換式のカメラにはなかった領域だといえるのかも。
上部のボタンの処理なんかも、マークニューソンらしい柔らかめのシルエットで、
シンプルで使いやすいかもしれません。
レンズ交換式のデジタルカメラに対してユーザーが持っているイメージは、
少し前よりも敷居がさがったというか、広がっていると思うので、
こういうポップでかわいくて、それでいてオシャレな雰囲気を持ったカメラもありだと思う。
まあ僕は古いイメージを引きずっているのか、
あの昔からの黒く重い塊感が、ある種の機能美を表現している気がして、
昔ながらの一眼レフスタイルのかっちりしたカメラのほうが好きなんですが、、
Pentax K-01