京都富小路通にあるワインバー「たすく」に行ってきました。
そこは四富会館という小さな飲み屋が集まって出来た、
今では珍しい独特の雰囲気を醸し出している建物で、
たすくはその一番手前側に店を構えています。
扉を開けたらその先には無駄なものは全くなく、
椅子とカウンター、そしてその向こうにはもうお店の人というレイアウト。
ストイックなほど狭い空間(わずか1m50cm~2mくらい?)で、
初めて行った人は驚く事でしょう。
客席は8席程度で、
隣の人とお店の方の会話はつつぬけ。
別に会話に参加はしてなくても共有してしまうような感覚も、
今の時代には逆に新しくも感じたり。
さてお店は「ワインバー」というだけあって、
基本いろんなワインを出してくれます。
そして面白いのがワインはワインでも、
国産のワインに絞ったセレクトをしている事。
白と赤をグラスに一杯ずつと、
揚げ物を中心としたおつまみをいただきましたが、
これがとても良い具合にバランスの取れた組み合わせに、
終始楽しくいただけました。
それにしてもこの四富会館。
たすく以外のお店もとても狭く、
またそれぞれがとてもコンセプチャルなお店が並んでいるので、
どのお店も気になってしょうがありません。
今度京都に行く時はそれぞれをちびちびとはしごしてみる、、
のも良いのかもしれません。