アップルのジョナサン・アイブと、talby等のデザインで有名な
マーク・ニューソン氏が共同でデザインした『ライカM』を発表しました。
発表といってもこのカメラ、
U2のボノ氏設立のチャリティ団体によるオークションの為に
制作されたもので、その生産数はなんと1台(!)
そんなスペシャルモデルは過程もスペシャルで、
完成までに85日の間に561個の試作と、
1000種以上のプロトタイプパーツが制作されたとの事。
量産モデル以上に手のかかったものになってます。
(Leicaは普通にそれくらいの過程を経てるのかも?)
ボディはアルミを使用していて、詳細は分かりませんが、
黒く見える部分は細かいパンチングになってますね。
ディテールもマークニューソンらしい、
柔らかい面で構成されていながらも
Leicaの持つカチッとした雰囲気も感じられます。
パンチング以外のダイヤル部も使いやすいか不明だけどかっこいい!
たっぷりした筐体に細かく書き込まれた刻印文字も憎いです。
このデザイン、個人的にはかなり好きです。
最近日本で一つの流れになってるクラシカルなデザインから
さらに一歩進んだような印象というか、
子供の頃から持つ新しさのイメージというか。
マークニューソンは、こう言った子供の頃に描いてたような
未来のデザイン的な表現がうまいなーと久しぶりに感じました。
ペンタックスのデジタルカメラK-01の時は、
ちょっと「…」だったけど(笑)
1台しか生まれないカメラを自分が手にすることは
まずないだろうけど、見れるものなら見てみたいですねー。