元町の中華街のほど近くにある、本格ジャズ喫茶「M&M」。
入り口はレンガ造りの懐かしさを感じる入り口で、
階段脇にメニューと「OPEN」の文字が光ってます。
何かレトロな感じがいいです。
階段を上って扉を開けると、ジャズの迫力ある音がと聞こえてくる。
カウンターに立ってる感じのいい女性マスターが迎えてくれます。
その日のお客さんは何となく常連っぽいおじさん2人が2組、
パソコンを持ち込んでタバコ吸いながらナンやらしてる若者くらい。
僕は一番奥の窓際に座ったんだけど、
その横にはかっけーマッキントッシュのアンプが。。
スピーカもでっかいでっかいJBL(だったと思う)が鎮座してます。
ユニットからして今風の音じゃないだろな、と思ったけどそのとおりで、
何となくざらっとした昔の雰囲気を感じるとても聞かせてくれる音です。
レコードってやっぱりCDにはない、その時代の匂いみたいな音がする気がする。
音楽も映像もデジタルが全盛のご時世、全部が全部デジタルがっていうのも
やっぱりおもしろくないなあ、と再認識でした。
個人的にカメラはフィルムがメインで使用していて、
そのカメラでも感じていたことだけど、
アナログの「時間を封じ込める事のできる」良さっていうのは
いくら時代がたってもなくならないんじゃないかなと思いました。
人間って存在が一番アナログな存在な気もするしね。
かといってデジタルにはデジタルのよさもたくさんあるけれどね。。