さんぽみちプロジェクト

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和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

観光・産業振興、防災に期待 「和歌山南スマートI.C」とアクセス道路

2020-09-13 17:19:21 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
前号では、歴史が詰まった市民の丘と題し「秋葉山公園」を取り上げた。
秋葉山公園の中央を貫く県道13号(和歌山橋本線)は、近年の拡張工事により国道42号と塩屋街道の往来が便利に。県道13号に沿って今週は和歌山市東部へと進みたい。

秋葉山近くの水軒口交差点から県道13号線に沿って東へ約5km。
取材機は「和歌山南スマートインターチェンジ(I.C)」を捉えた。田畑が広がる地域に太い道路が東西に走りその先に渦を巻いたI.Cが見える。


【写真】和歌山南スマートI.C(写真右下)

和歌山南スマートI.Cは平成31年3月10日に共用を開始。24時間の利用が可能で全方向へ利用できるがETC車載器を搭載している必要がある。
共用開始から1年半。読者の方で実際に利用された方も多いだろう。

同日に、主要地方道である県道13号(和歌山橋本線)が和歌山市和田~吉礼(2.5km)で、一般県道の三田海南線が和歌山市和田~冬野(1.3km)で、それぞれI.Cへのアクセス道路として開通。
I.Cを利用しない場合でも、和歌山市東部と市街中心部へのアクセスが向上した。空から見てもその存在感は大きい。

I.Cの整備により、産業振興の分野では、伊太祈曽・貴志方面、海南・紀三井寺方面への新たな観光周遊ルートの形成、臨海部の工業団地やフェリーとのアクセス向上などの効果が期待されている。

また、防災の観点から津波発生時の救援ルートとして期待され、広域的な高度医療体制充実の観点からは、和歌山市北部から県立医大病院へのアクセス時間が大幅に短縮されるなどその効果は大きい。
秋の行楽シーズンの到来。友人・知人にI.Cの存在と便利さを伝えたい。


(次田尚弘/和歌山市上空)


秋葉山付近の道路の変化です。
まずは2008年9月に東向き塩屋方向を撮影、拡幅される前の道路では道幅が狭く車が対向する時は注意を要しました。



2018年11月に撮影した拡幅され開通する直前の西側水軒口方向を撮影、片側2車線で歩道付きの道路が開通する前の状態です。



東の塩屋方向を撮影。



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