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2014年12月3日

2014-12-04 23:03:40 | 環境

毛虫の腸の細菌はプラスチックを分解する
Gut bacteria from a worm can degrade plastic



中国の北京航空航天大学(Beihang University)の科学者は、食品のパッケージをムシャムシャ食べる(munch)ことが知られている毛虫の腸の細菌がポリエチレンを分解できることを発見した。ポリエチレンは最もありふれたプラスチックである。

米国化学学会(ACS)の学術誌Environmental Science & Technologyで報告された今回の発見は、分解されにくい廃棄物を一掃するのを助ける新しい方法につながる可能性がある。



世界中のプラスチック産業は毎年およそ1億4000万トンのポリエチレンを大量生産している。科学者はどのようにこのプラスチックのゴミを除去するべきか長い間ずっと研究してきた。

最近の研究のいくつかはプラスチックを分解するように細菌をけしかける(sic)ことを試みたが、それらはまず初めにプラスチックを光または熱にさらすことを必要とした。

Yangの研究チームはワンステップでポリエチレンを分解させることができる細菌を見つけようとして、waxwormというプラスチックを食べる蛾の幼虫に着目した。彼らはwaxwormの腸微生物の少なくとも2つの菌株が、前処理をすることなくポリエチレンを分解できることを発見した。

記事出典:
上記の記事は、米国化学学会によって提供される素材に基づく。

学術誌参照:
1.プラスチックを食べるwaxwormsの腸細菌の菌株によるポリエチレン生分解のエビデンス。

Environmental Science & Technology、2014;

http://www.sciencedaily.com/releases/2014/12/141203111130.htm



<コメント>
ポリエチレンを分解する細菌が、蛾の腸から発見されたという記事です。

記事中のwaxwormは、ノシメマダラメイガ(Indian mealmoth/ Plodia interpunctella)という蛾の幼虫のようです。

蛾の幼虫が本当にプラスチックを食べるのだろうかと思って検索してみました

http://www.ricepier.jp/%E3%81%8A%E7%B1%B3
>ノシメマダラメイガは、購入時のお米の袋など食い破って中に入り込んでしまうこともあります。
>この虫の幼虫はビニールくらい簡単に食い破る能力があるので、ビニールに密封しただけでは完璧とはいえません。

ビニールを食い破る能力があるというより、この幼虫にとってはビニール袋そのものがエサなんでしょうね。


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