日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

介護員は安いというが、成長産業だよ。

2011-08-25 07:11:53 | Weblog
僕も介護職ですが、ニュースで、介護職の離職率が上がったという話。

政府は、介護員処遇改善交付金を打ち切りにするという話ですが、これが民主党の限界かも知れません。

介護員の離職率が上昇したのは、その前のリーマンショックで首になった人が多量に出て、一旦介護職に流れたからでしょう。

国が中途半端な気持ちで、介護や医療に国の産業を方向転換しようとしても、40歳、50歳まで工場でしか働いたことのない人などに、3Kのサービス業をさせても、どの道やめてしまうわけです。

介護職が安いといっても、昼間の時給900円~1000円なら、スーパーやコンビニのバイトよりも高いですし、夜勤のある施設なら食べていけないこともないでしょう。

更に正職員ならうちの職場では300万円~400万円だそうで、住宅手当や、賞与もありますし、大不況で苦しんでいる他業種と比較しても、そんなに安くないような気がします。

辞める理由は、今まで大企業などでプライドだけが高くて甘やかされてきた人間たちに、辛抱がないだけ。

これから10年間で高齢者が倍増するわけで、人手不足も進むわけですが、こんな成長産業殆どないですよ。

他には、葬儀屋と病院くらいかなあ。