散歩イヤ そんな鈴への プラン立て

このブログを鈴が子犬だったころから、読んでくださっている方は
ご存じだと思うのですが、鈴は散歩が大嫌いです。

子犬の頃は、一歩家の外の道に出たとたん、恐怖で脱糞することも多く

鈴に「無理をさせない」ように・・と、鈴を「引きこもりにしない」ようにと、いう葛藤で苦労しました。

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最近、思うのは
犬の本質は、子犬の頃からあまり変わらないんじゃないかなーと。

最近、鈴ちゃんや風愛ちゃんの子犬の頃のビデオを整理していて、見たりしているんですが

いろいろ学習して、できるようになったことは増えているし
得意なことも増えている、ママの指示にも従ってくれるのですが
本質というところでは、変わっていないような気がします。


特に子犬の頃、苦手だったことは、我慢してやってはくれるけれど
好きにはならない。

拮抗条件付けで、大好きなものとセットにして提示しても
「まぁ、しゃーないか」ぐらいには、なっても好きにまではなかなかならない気がします。

もともと、たいして苦手じゃないことは、拮抗条件付けで、大好きなものとセットにすることで
好きになることはあるんですけれどね。




もともと苦手なことを「まぁ、しゃーないか」ぐらいで我慢しながら、続けていると
ちょっとしたきっかけで「やっぱり嫌だ!!」と言い出すことがあります。


実は最近・・8月の上旬ぐらいに鈴ちゃんが「お散歩イヤだ!!」とまた、言い始めたんです。

今までは「しゃーない(しかたがない」とばかりにとぼとぼとついてきて

帰りはぐいぐい・・という感じだったのですが


「お散歩に行くよ」と誘いに行ったら、鈴ちゃんが私に対して、唸って吠えたんです。




これは、お散歩がイヤだ!!と叫んでいる証拠。

でも、お散歩全部がイヤなわけではなく、どこかの地点など、最も嫌なコースや箇所があり

そこを避けることで、緩和されると考えました。

そういえば、最近

幹線道路のガード下に向かう歩道で、何度も立ち止まり

「そっち行くのは、嫌です」と尻尾を下げてフリーズしたことがありました。


それがあまりにも強固だったので、その時は、パパに抱っこしてもらって、ガード下をくぐり抜けました。




私は、ガード下を通ることが、鈴ちゃんももっともイヤなことだと考え対策を考えました。

まずは、ガード下を通らない、鈴ちゃんの苦手じゃない散歩コースをしばらく続けるということ。

それを一週間続けて、その次は

その安心コースを散歩した帰り道、

少しだけガード下に近づく道を少し歩いては、Uターンして帰宅するというもの。


安心コースから、カード下コースと我が家へ続く道の三差路があり

最初は、その三差路でガード下コースへ近づこうとするだけで
フセて動きませんでした。


ちなみにその三差路からガード下までは、200mちょっとです。




最初は、1mでも近づいたら、そこでUターンして家に向かいました。

次の日は、5m先の街燈でUターン。
その次の日は、１０m先のベンチでUターン。

その次は、20m先の街燈まで行ってUターン。

そんな感じで毎日少しずつ、ガード下に近づく道の距離を伸ばしていきました。

ふと気が付くて、今まで尻尾を下げてイヤイヤとぼとぼ歩いていたコースなのに

尻尾が上がっているじゃありませんか。

これを続けていたらきっと・・・・・。




そして先日やっと、鈴ちゃんが嫌がることなく、立ち止まることもなく

ガード下を超えるところまで歩いてくれました。


雑種犬りんちゃん、大の苦手なカード下を歩く



頑張った鈴ちゃんです。

最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。