雪が積もってきました。すずちゃんは、初めて見る雪ですね。
さて、今日と明日は「ヒトと動物の関係学会」の第31回学術大会なんです。
ということで、今回私の研究発表はありませんが
オンライン参加して、発表を視聴しました。
今日のママはお勉強だったの・・と持っている風愛ちゃんにポチっをお願いします。←すみませんが両方押してください→
にほんブログ村
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
応援よろしくお願いします。
今日の発表で特に興味深かったのが避難場所でり同伴避難の実績における考察でした。
環境省が発行している「災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>
によると
「ペット受入可」の避難所と「ペット受入不可」の避難所があるということ。
そのため、事前にペット同行避難を考えているのなら、「ペット受入可」の避難所がどこなのか調べておくように記してあります。
じゃあ、私の住んでいる千葉市の「ペット受入可」の避難所がどこなのか
千葉市のサイトを見てみると
「千葉市では、ペットと同行避難してきた方の受け入れを想定した避難所のルール作りの一助となるよう「避難所におけるペット対応の手引き」を作成し、各避難所運営委員会に配布しています。
現在、各避難所運営委員会(地域の町内自治会と自主防災組織等により構成されています。)では避難所運営マニュアルが作られている段階にあり、その中で、ペットの取り扱いも定められつつあります。その状況については、各区役所地域づくり支援課へお問い合わせください。 」
とありました。
まだ決まってないんかーい!!
今回発表のあった京都のとある地区では、ドッグトレーナーの女性が地区の自主防災会のメンバーとなり
同行避難訓練を行い、まわりの人への理解の必要性など、今後の問題点なども考察されていました。
千葉市では、各避難所運営委員会の中にペットの知識に長けている人が入っているのかしら?
宮崎県の台風避難の事例で、トラブルなく、実際の避難所で同行避難から同伴避難に移行し、
ペットの苦手な人からも苦情がなく良かったという発表もありました。
同行避難は、避難所等へペットと一緒に避難することを言います。
避難所の同じスペースでペットと生活できることを同伴避難になります。
同伴避難を成功させるためには、
●ペットのいる家族とペットが避難する「ペット避難スペース」を設けること。
●ペットの出入口を他の人たちの出入口を分け、動線もすみ分けして、顔を合わせることがないよう
エリアやゾーンをしっかりとわけること。
●ペット避難スペースにテントなどを用意し、家族ごとでその中で過ごし、基本ペットは家族のいるテントの中のクレートで過ごす。
●トイレなど排泄が必要な時は、決められた動線で外など、指定された排泄場所で排泄させ、処理の方法も決めておく。
●避難解除の時には、使用したスペースをキレイに掃除して退出する
これにより
★空間がわかれていて、飼い主も配慮していたため、他の避難者から苦情なし
※ペットは家族がそばにいるので、安心。吠えなどの迷惑がかかりそうな時に、事前にとめられる。
ペットと家族のスペースが別など、クレートトレーニングされているペットでも長時間は不安になり、他のペットの吠えにつられて吠えるなど、騒音になることが考えられる。
★動物嫌いの人から「ペットと別スペースなので、動物が苦手でも安心して過ごせた」という声も。
避難が必要な時は、非常時です。
ペットもヒトもストレスをかかえた状態です。
特にペット連れの飼い主は高齢者も多かったそう。
ペットと同行避難しても、別スベースに過ごすことになると、トレーニングしていても
ペットはとても不安です。
さらに飼い主も不安です。
クレートの中にいる状態でも、一緒のスペースで過ごせるだけで
その不安は緩和され、少しでもストレスが経験され、ペットや飼い主の病気の発症も予防できるのでは?
とか考えちゃいました。
「同伴避難の成功例から学ぶ、避難所運営」というのを
周知してほしいと思います。
ちなみに千葉市は
※千葉市は、ペットとの同行避難を推奨していますが、避難所の同じスペースでペットと同居して生活することは、原則として認めていません。避難所でのペットの飼育場所は、人の居住スペースとは分けて管理します。(ただし、避難所ごとの判断により異なります。)
とあります。
うーーん。
ペットスペースで家族と同居させることがなぜできないの?
考えちゃいますね。
私は千葉県動物愛護推進員と動物愛護ボランティアでもあるから
なんとかしたいねんけどなー。
まずは、千葉市でのペット受入可能避難所が決まったら、
そこでまず市民に呼びかけ「ペットのハウス(クレート)トレーニング教室」を実施する。
それから、ペットとの同行避難訓練を実施する。
という流れにして、その時に同伴避難と同行避難を体験して、ペットの状態や迷惑行動などを調べて
どちらが適しているか検証したらいいように思います。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。