ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

おやじ、マンガ、描いてます! 第六話 灼熱の睡魔圏

2009-02-08 21:14:33 | 制作日記
『永遠への旅立ち(承前)』
「進退窮まったマリン・・・・。
マリンに残されたものは、死のみ・・・。
しかし、その時・・・・・・・

・・・・・・・

自らの過ちを悟ったガットラーは、
大ワープを行ったのであった。」


変則的な執筆スケジュールとなっております
新約宇宙戦士バルディオス「愛に時間を~永遠への旅立ち」
ですが、現在のステータスは
ようやくペン入れが終了した段階であります。

今回、デジコミの比率を多くしておりますので、
枠線、吹き出し、描き文字はもとより、
背景、メカ類もすべてデジコミで対応しようと思っております。

ですんで、ペン入れが終わったぁ!
といっても、こういう心もとない状況だったりして・・・。



なんだぁ!ほとんど出来てないじゃん!
はみ出してる部分の修正すら出来てない!

思わず突っ込みたくなりますねぇ・・・!

さーて、「アフロディア・後編」でやったような定点観測。

この気の抜けたアナログ原稿が
如何にデジコミとして完成していくか・・・!

お楽しみはこれからであります。


冒頭に書きましたプロット、
これは、シナリオを書く前に作成した、
シノプシス、「あらすじ」からの流用です。

小生、構成が下手なんで
あらすじ、シナリオ、ネーム・・・と手番を踏んでいかないと
全然作品が描けないのです。

下書き、ペン入れ、デジコミの工程でも
必ずシナリオ、ネームを首っ引きで作業しています。

いきなり絵から入って、最後ビシッと頁数に収められる人は
まさに天才だと感心してしまいます。

さて、冒頭のプロットの「・・・・」のところ。
これをどう料理するかが
NEKO版「永遠への旅立ち」のキモでございます。

ガットラーの心の動き。
これが、こうしてこうなって・・・。

小生的には非常に気に入っているのですが、さあ
面白く仕上がりますでしょうか、どうか。

描き手なのですが、仕上がりが楽しみです。

紫亭奇譚

2009-02-08 21:07:17 | 日々雑感
学生時代のなじみの飲み屋さんでのエピソード。

昔、学生時代には東横線沿線に住んでおりまして、
飲み会というと何故か学芸大学駅近辺。

今はどうだかは全然知りませんが、当時はいい感じの居酒屋が
結構あって、
その中の代表格が「村さ来」学芸大店(今はもうないんだろうなぁ)!

真ん中に年季の入った囲炉裏みたいな大テーブルがあって
大学の漫研仲間と、ほとんど指定席みたいな感じで通ったものです。

昼間は昼間で、同じ東横線沿線の某駅の駅前に民芸風喫茶店の
「R」という店があって
そこが漫研の溜り場みたいになってましたので、

昼前に下宿を出る  
昼食を「R」で食べる。
「R」にいた漫研部員とダベる
夕方になると授業が終わった部員三々五々集まってくる
学芸大の「村さ来」に行く

というパターンを繰り返してました。

本当に良く飲みにいったなぁ・・・。

飲めば飲んだで、話す内容といえば
他愛もない漫画、アニメ、特撮の話題。

当時の漫画好きの男は、大抵が特撮好きだったので、
古い特撮番組の話などを、酔っ払っておだおだ話すことが
しょっちゅう!

ある日、例によっていい具合に酔っ払って
話題は、ピープロの特撮番組のオタっぽい話に及ぶ。

話題が「怪獣王子」の話に及び、
やれ「レンジャー遊撃隊」やら「昆虫人間」やらと声高に話していると
「村さ来」のマスターがやおら話かけてくる。

「君ら、大学生か?「怪獣王子」詳しいの?」
すると一級上のI先輩が
「レンジャー遊撃隊は最高、カッコイイっす。怪獣王子は
遊星鳥人編より、昆虫人間編の方が好きっすね。」
という、一般人に対しての会話にしては痛すぎる内容を・・・。

「あちゃー、またうちの大学の品位を下げるような会話を・・・」
なんてどぎまぎしていると、そのマスター曰く

「俺、その作品でレンジャー遊撃隊の関って隊員役やったんだよね」
皆「えー!」とびっくり!

特撮オタ度メンバー髄一のI先輩は
「関って、関一士ですかね。
 関一士って昆虫人間に、ナニして、カニして、こうした役の人ですよね!」
と即答。

「そうそう、そうなんだよぉ。よく覚えているなぁ!
 長い間、脇の役者やってんだけど、役覚えてくれた人の会ったの初めてだよぉ」
といたく喜ばれる。

ということで、その日は元レンジャー遊撃隊隊長の「村さ来」のマスターと
いたく盛り上がり、サインを頂戴して帰ったのでした。

(ちなみにそのサインは、現在行方不明!
 どこへ紛れ込んだのやら・・・(泣))