今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

すずめ

2016年10月19日 | ニャー
ニャーがまたすずめを捕ってきた。
まだ巣立ったばかりと思われる若いすずめです。
事務所に持って来た時はまだ生きていましたが、もう回復不能の状態で。
前日にも1羽、発見したときは息絶えた直後のようだったとか。

すずめは、スタッフのYKさんが看取ってSCの片隅に埋葬しました。
自慢気だったニャーは、すずめを取り上げられて不満顔。


秋になって虫が増え、その虫を狙って鳥たちも集まるようになりました。
ニャーは、そんな"獲物"を狙ってSC内の草むらを飛び跳ねて回るのが日課です。
      


実は春にも2羽、若いすずめがニャーの犠牲になりました。
野生の性とは言え、何とかならないかなぁー。

      
      雨の日はおとなしく雨宿りのニャー



最近、ニャーは「お泊り」を嫌がるようになりました。
一晩誰もいない部屋に閉じ込められるより、外で遊んでいたいのでしょう。
でも、室内に慣れてくれないと里親は探せません。


シャッポ同様ニャーも、いろいろ考えなければいけない時期になってきました。

      
        「誰もいない夜の"お泊り"は寂しいニャン」


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シャッポ、バス通りを渡る

2016年10月18日 | シャッポ
シャッポは相変わらず"通い"の生活。

      
      昼間は裏の駐車場で

      
      あらら、飲み水はちゃんと用意してあるのに

      
      夕食を済ませると、ゲート付近で出発の準備?

      
      そしてゲート前のベンチで最後の休息
       「ここだよ、ここ、ここ」

      
        「ここだってば」


店を閉める頃になると、シャッポは知らぬ間に消えています。


で、先日来その後のシャッポの行方を追跡中なのです。

何度かバス通りの手前で合流したのが前回までの報告。
でも最終的にはどっかに消える。
そこで一昨日のこと、シャッポに気づかれないように追跡して、ついにバス通りを渡る現場を目撃しました。

おもむろにバス通りに向かったシャッポ、歩道の植栽帯の陰からしばし車の往来を伺って、車がちょっと切れた合間に一気に通りを渡りきった。

      
      シャッポが渡るバス通り
      特に朝夕のラッシュ時は車の流れが耐えない

      
      バス通りの向こう、住宅街のシャッポ


バス通りを渡った住宅街でこちらに気づき、近寄ってきました。
しばし遊んだ後、そっと離れて様子を伺っていると、帰宅のお父さんに追い払われて住宅の敷地に消えて行きました。


やっぱりシャッポはバス通りを渡っていた。
しかもラッシュ時の最も危険な時間帯に。

何とか対策を講じなければなりません。
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チビ ~ドラマチックな救出劇(後編)~

2016年10月18日 | (故)チビ 
(今回は10月11日の記事からの続きになります)

現場に向かうときに一瞬迷いました。
SCから出て、バス通りと遊歩道を回って公園の丘陵入口にいるチビに合流するか。しかし、午前中の3時間にわたる悪戦苦闘を繰り返しても意味がない。しかも夜。ひとまずチビを見下ろせるSCの裏手に向かってK君に合流しました。

     
  (再掲)チビが戻ってきた公園の入口  夜はこんな感じ(見えなくてすみません)
                            実際は街灯があるので結構明るい

K君に合流すると、眼下にチビがいました。
チビはちょうど街灯のある位置、我々の真下にまで寄ってきてピーピー鳴きながら助けを求めていました。
チビも我々も必死です。今度はもう失敗できないと直感しました。そして、午後にチビを捜索して歩き回っていた時に気づいた、あることをK君に話したのです。

公園の丘陵とSCの間を通っている道、奥の方にある大きな池に向かってずっと進むと、SCと同じ高さまで盛り上がっている部分がある。そこまでチビを誘導できれば・・。
K君は、直ぐにその場所を確認しに行きました。

     
    (再掲)公園の奥に向かう道             夜はこんな感じ
    この先が上り坂になっている      街灯が点々とあるのでそこそこ見える


その位置まで100mはあろうか。
K君は戻ってきて言いました。
「ちょっと距離がありすぎるんじゃぁ・・・」
しかしそのとき既に自分は、SCの上からエサ箱で音を立てながら、フェンス伝いに奥へと移動し始めていました。

すると、チビが追って来る。
こっちを見上げてピーピー鳴きながら、SCの擁壁に沿って道を移動してくるではないですか。いやあ嬉しかったです。よしッとばかりにK君と二人、SCの上から大声を出してチビを少しづつ誘導しました。

時には道端の植栽(ツツジ)の中に隠れたり、時には大きな木の陰になったり、見えなくなってもピーピー鳴き通しなので、チビが追ってきていることがわかりました。
それは結構長かった。
しかし、チビも諦めなかった。
やがて道は上り坂に差し掛かり、我々のいるSCとチビのいる道との高低差がどんどん小さくなってきました。

高低差が1mを切った辺りで、チビが意を決して擁壁をよじ登りました。K君と二人、そして見守っていたトラックの運ちゃんも大歓声です。

チビは擁壁上のフェンスの向こう側をう右往左往しました。K君が金網の破れた箇所を見つけてチビを誘導しようとしましたが、自分が止めました。やはり人が近づき過ぎるとチビは逃げてしまう。そうなったら元も子もなくなってしまう。 しかしチビは、自分でフェンスをよじ登ってSC側に着地したのです。何とも言えない、救出に成功した瞬間でした。

今度は、SCの中を店に向かってチビを誘導しました。店で待っている連中がどれだけ喜ぶか。途中で散歩のワンちゃんとすれ違って緊張しましたが、チビは慌てることなく待機してやり過ごし、我々の後について来ました。 やがて店が見えると、チビのシッポがピンと上がり、彼は店に向かって一目散に走り出したのです。


          
            救出劇の翌日、いつもの箱で安眠するチビ


         *********************************************

どうしてチビはSCから落ちたのか。
翌日になって、原因と思われる箇所をいくつか改善しました。
しかしチビはこの3日後に再び落下、そしてさらにその10日後に三度目の落下し、帰らぬニャンコとなってしまった。

その経緯についても、近いうちに書き綴っておこうと思います。

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元気ですニャー

2016年10月16日 | ニャー
ツンデレのニャーは相変わらずの店暮らし。
看板猫の仕事もちゃんとこなしてます。

      
           「お客さん、こっちこっち」
        
             「こっちにも掘り出し物あるニャン」


そして、事務所に帰っておねだり。
      
          「何か、おいしいもんちょうだい」

で、晴れた日は車の下でひと休み。
        
             「最近、シャッポがいないニャー」


夜になると、事務所のラックの上でおやすみの準備。
      
             「まだ眠くないニャン」


ニャーは運動神経だけでなく感覚神経や敏感さ、察知能力、いろんな点で他のニャンコより優れているように思います。 警戒心も強いので相手が来る前に逃げてしまうから喧嘩もしません。 それでいて図太いところもあって、苦手の(人間の)お子様が来ても、相手の動きを見切って必要最低限だけ逃げたり。 しかも知能犯で、本当に食べたいおいしいものは(チビやシャッポを出し抜いて)ひとりでねだりに来ます。

ニャー、だからお前は、ツンデレなんだ。

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コワモテの子猫だったソトチビ

2016年10月15日 | ソトチビ
ニャンコの中でもキジトラは、「野性味が強くて甘えん坊」らしいです。
でも、それってどういう意味?

ソトチビが家の裏に現れたのは昨年の9月、ポンが店のニャンコになった頃です。
当時はテツの食事に悩んでいた最中で、残すたびに破棄していました。

            
         現れた頃のソトチビ、まだ子猫でした
        多分、昨年の春頃に生まれたのだと思います


ソトチビは朝夕2回規則正しく訪ねてきて、人を怖がる様子もなく、勝手口を開けると静かに座っていました。家の界隈は外飼いのニャンコもいるので、当初はそんな新顔ニャンコが気まぐれでお邪魔に来ているのだと思ったのです。

ただ、こちらの食器の上げ下げを目でじっと追い、手が近づくと反射的に前足を浮かせる、攻撃まではしてこないけどその仕草にはちょっと怖いものがあった。

そのうちソトチビは住家を当家の裏に移し、しかも仲間(家族?)を連れてきました。
      
       ソトチビが連れてきた"おかあさん"と"おにいさん"
         "おにいさん"(左)はほどなく姿を消した

家にはその安らぎを最優先にしていた被介護老猫(テツ)がいたので、家裏のストッカー(屋根と覆い)の中に暖のとれる箱やトイレを設置したところ、ソトチビとおかあさんが住み着いて、箱の中で寄り添いながら寒い冬を過ごしました。

暖かくなるとソトチビは住家を開けることが多くなり、はじめは1日、そして3日、1週間とそのうち、おかあさんを残したまま姿を消したのです。


ところが暑い夏頃になってひょっこり。
何か食べるわけでもなく、おかあさんとしばし過ごすとまた何処かに消えます。

2日続けてだったり、10日振りだったり・・。
何をするわけでもねだるわけでもなく、ソトチビの気まぐれ来訪は今も続いています。


      
          トイレの前ではにかむソトチビ(先月)
               たまに顔を出します


やっぱり何処かの飼い猫で、"お礼参り"のような感覚で当家に顔を出してるのかな?
もの静かでコワモテ(強面)で、子猫のくせに野生の迫力満点だったソトチビが、今ではこっちを見ると柔和な顔で寄って来たり、人懐っこささえ感じるようになりました。


先日、おかあさんがトイレで寝ているとき、ふと和室前に現れたソトチビ、
 
こっちを見ると寄ってきて、何とも柔和な顔になっていました。
 



※ソトチビの雌雄はまだ確認していません。
 何となく♂だと思っているのですが、もしかしたら違ったりして。

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