今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

シャッポの悲哀

2016年10月13日 | シャッポ
夜になると、店前のSC内通りを渡った車の展示場か、SC出口にあるアパートの駐車場で過ごしていたらしいシャッポ。しかし数日前に久々のダイフクが現れて、展示場からも追われてしまいました。

それでも店が開店するとどこからともなくやって来て、相変わらずの大食振り。
「これだけの食欲を満たせる場所は他にはないよな、シャッポ。」


シャッポは1日3回来店して、ニャーの存在を気にしながら食事。
昼過ぎに来店のときは店裏の駐車場の車の下で過ごすのが最近の日課でした。

      
       シャッポの得意ポーズ、毛づくろいが大好き


しかしこのところ急激に寒くなって、そういった光景も見られなくなり・・。
店の敷地内は(車もなく)安全だし、寒さを凌げる場所もたくさんあるのに。

最近は、店の周辺でシャッポを探す夜が続いています。探すといっても、彼はどこにいてもこっちに気づけば必ず(あのラッパ声とともに)出てくるので、健康維持も兼ねて歩き回るだけなのですが。

一昨日、昨日の晩はシャッポを見つけ、彼は店前の車展示場に戻りました。
やはり気の許せる人がそばにいると安心するのでしょう、キューキュー鳴きながらゴロゴロしたり足に抱きついたり、全身で嬉しさを表現します。
      
          
            ゴロゴロしながら短めのシッポもグリグリ


店に来た頃は勇敢なボスキャラだったシャッポ、今は子猫の面影を残す甘えん坊になっていました。店にいればもっと甘えられるのに、それでも店には向かえない何かがある。

それは理屈ではない、ノラの掟? 野生の性(さが)?

人間的に理由を考えれば、
①ダイフクに襲われたときのトラウマ
②ニャーの無言の圧力
③チビがいなくなって遊び相手がいない

雑誌のタイトルじゃないけど、知りたいのは「シャッポのきもち」(野生の性)だ。



しばらくシャッポと過ごしてから店に戻り、再び展示場に向かうと、シャッポもその場から消えています。

これから寒くなる夜。
シャッポは、明日も店に来るだろうか?



      車の展示場から見た夜の店
    店にはニャンコが寒さを凌げるように、
    開けてある場所がたくさんあります
コメント
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