今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

消えたダイフク

2023年09月20日 | ダイフク
今年の6月に5年ぶりに店で再会したダイフク。
5年前、ダイフクは虐待に遭ったらしく両足を引きずりながら姿を消した。
だから今年6月に再会したときはどれだけ感動したことか。
そのダイフクは、あの美猫がここまでなるかというくらいボロボロだった。
どれだけの辛苦に耐えてきたのか、ノラの現実を改めて思い知ったのです。

5年ぶりに店にやって来たダイフク

でもダイフクは生きていた。そして店に戻ってきた。
抗生物質を与え、総合栄養食をたらふく食べさせて回復を図った。
ところが店には問題が・・・ココレオの存在です。
2度、3度と追われ、襲われるダイフク。
ヒールキャラだったかつてのダイフクなら、ココレオなんてものの数じゃないはずだ。
しかし年をとりしかも弱っていたダイフクに、覇王の面影はなかった。

ボロボロではあったけど、しっかりした足取りだった

それでもダイフクは店を諦めなかった。
ココレオが中に収納される夕方以降に来ることを覚えた。
モドキをうまく避け、ヒョウとは和気藹々と、他ノラたちと共存した。
8月になるとダイフクの来店時間がどんどん遅くなり、顔を合わせることもなくなった。
でも置き餌の消費量や食べ方からして、ダイフクが来ていることは間違いないと思えた。

スタッフルーム前の置き餌 (写真上の方)

ダイフクの特徴は、食べるときに前足でお椀を引き寄せたり中身を掻き出したりすること。
朝になると、置き餌の容器がとんでもなく移動しているのです。
しかもナメクジ除けの受け皿から倒さずに出してみたり・・。
まあ、こんな芸当ができるのはダイフクしかいないと確信していました。
でも、その"現象"も今月の中旬頃から見られなくなった。
さらには置き餌の物凄い消費量は、ことによるとヒョウの爆食いの可能性がでてきた。

朝になるとこんな感じで容器が中央に出て
(人間が置いたのではありません)

ヒョウは妊娠を疑われたときがあり、ことによると出産して子育て中?
"専門家(?)"の妻によると、乳房が出てないので授乳はしてないと。
ということは、あの小柄なヒョウが大食漢ダイフクの倍以上食べてる?
それはないだろうということで、やはりダイフクの来訪だと期待を寄せているのです。
とは言え、姿を見ないことには不安を拭えない。
ここまできたらダイフクも保護して、しっかり養生してゆっくりした余生を送ってもらおうと覚悟を決めているのですが。

1ヶ月前のダイフク (最後に出会ったとき)


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