今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

保護してほしかったの? ~モドキの落胆~

2018年11月17日 | モドキ
急に寒くなりました。
当地では今朝の最低気温が天気予報の報告値を5℃も下回って6℃でした。都心を離れると、郊外と市内ではこれだけ差があるのです。真冬と較べればまだましですが問題は急に寒くなったこと。準備もさることながら、気持ちがついていけない。

ノラたちも大変だろうなあ。先月から家裏に置いていたソトチビ用の寝床は今は白黄が使っています。その後家裏にはもうひとつ追加し、店では昨年のテンちゃんの寝床を外ネコ用に設置した。まあ店に限らずSC内には寒風を避けられる場所は多々あれど、やはり専用に作った寝床の保温効果は格別です。

それに、事務所の床下を通って観葉室に抜け出る隠れ技がある。観葉室は2日前から弱暖房を始めました。昨年はモドキが入ったが出られなくてスタッフが出勤するまで待っていた。今年は、既に誰か(多分ミケチビちゃん)が使っているようです。


夜にライトアップされた庭木コーナーの中で

そのモドキは9月頃から来店頻度をあげて、10月にはほぼ毎日顔を出すようになりました。しかも1日何回も店に入ったり出たりでご飯のおねだりもなく、何となくいるだけの時間が多くなった。スタッフルームや事務所にも入るようになって、さらには人がいるときでも平気で入って来るようになった。まるでかつてのニャーやシャッポのようで、テンちゃんともそれなりに折り合いをつけるようにもなったのです。(テンちゃんの方はダメですが。)


人が少なくなると店の真ん中に出てきてゴロンゴロン

ただしまだ触らせてはくれず、かつてのチビと同じような状況。チビのような子猫ならいつまた事故に遭うかわからないので保護を急ぐのですが、冬を2度経験しているモドキは立派な大人。わが家の事情も考えて、保護の順番を待ってもらっているわけです。その点で、モドキが人馴れしていないことはむしろ好都合でした。


「お邪魔しましたぁ」と事務所から出てきたモドキ


テンちゃんに唸られても「まあまあ」の余裕

ところが、今週になってモドキがばったりと姿を見せなくなった。今はミケチビちゃんと黄白ブチの、一見さんと思われた2匹をたまに見かけるだけです。モドキが来なくなる直前の数日はつまらなさそうにしていたので、前兆らしきものがあることはあった。園芸シーズンたけなわとあってスタッフが忙殺され、モドキの相手をしている暇がなかった。

モドキが、何か訴えるようにスタッフの顔を見て鳴いていた光景が思い出されます。でもご飯をあげても口もつけなかった。例によって人間的に考えれば、モドキは店の子として迎えてほしかったのに拒絶されたと思った? かつてのシャッポのように、この店に見切りをつけたのだろうか。


誰もかまわないとつまらなそうに出て行く

モドキにはこの店以外にも拠り所があるはず。4ヶ月のブランクから再会後も、数日空けたり1週間も空けたりは普通だった。ひところモドキの中でこの店がブームになって、でもまたちょっと他所にも顔を出したくなったとか。そんなふうに考えながら、モドキの再来を待つことにしました。

お友達になって平和的にお迎え保護する。こんなやり方だと、すれ違いもあったりしてもどかしいことこの上ない。でもこれが、高齢の身にとって身の丈に合ったやり方だと自分に言い聞かせています。 あーあ、モドキよ、風邪ひくなよ。


モドキとの付き合いは1年半を越えました




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