今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ことによると元凶は・・

2018年11月14日 | 大家族の日常
一見平穏に見えたわが家の大家族が一転して、ついに隔離が必要な状況にまで悪化しました。
ニャーがハリーを中心にクウやリンも睨みつけ、そして追い回す。ちび太はニャーとリンを追い回す。ここにきてこの状態が急にエスカレートして、先週は実際に襲いかかることも多くなり、週末には帰宅した際に驚きの光景が。 床中に抜け落ちた毛が散乱して重大な惨事があったことは明らかでした。


オジンの傍がリンとハリーの避難場所?

そのときは流血はなかったものの、翌日の不在時には毛だけでなく血が床一面に飛び散っていた。出血したのはニャー、リン、そしてみう。大事ではなかったものの、どのようないきさつで出血したのか不明。ということで、保護者の不在時には隔離することにしました。隔離の方法はニャーもしくはニャーとちび太をオジン部屋に、あるいはリンもしくはリンとハリーを旧子供部屋(日向ぼっこの部屋)に。まあ、時間にすれば長くても5時間程度で、おそらく本人(猫)たちは隔離されたなんて思わないだろうとは思います。

保護者がいれば寝ているときでも大きな事件は勃発しません。ニャーは保護者に怒られることを知っているので、追いかけても襲うところまではいかない。要は不在時の問題だったので、隔離を始めた今週になって平穏がもどってきました。ニャーにさんざん脅されても懲りずに近づくハリー。それにリンも含めて、一緒にまどろむ光景がまた見られるようになってきた。


食事風景:(写真下から)クウ,ちび太,ニャー,ハリー,キー,リン,(みうは写真の上)

ところが、どんな状況でもおかまいなしに追いまくるのがちび太。リンはちび太を避けて部屋の隅が定位置になり、ニャーも、ちび太が寝たとき以外は落ち着いて過ごせる時間が殆どない。とにかくちび太はしつこくて、相手の都合にもおかまいなし。喧嘩腰とは違うので他の猫たちに影響はないが、やられる方はたまったもんじゃない。ちび太は身体は大きくなっても、頭の中はまだ子供のままなのかもしれません。

この3日ほどそんな状況を見ているうちに、あることに気付きました。ニャーは他の猫たちと一緒に穏やかなときもあれば、やたらにハリーやリンに眼付けするときがある。穏やかなときと険悪なときのニャーは顔つきからして違う。そのニャーの精神状態に影響しているのが、ちび太なのかもしれないのです。


ヤッ! 寝ているニャーにかまわず飛び掛るちび太

ちび太がしつこくニャーにつき纏って絡みつく。逃げても逃げても調子に乗って追ってくる。ちび太のしつこさは天下一品。ニャーが怒っても、ちび太は恐る恐るにはなるけどそれでも諦めない。逃げれば追われるし、無視すれば寝技で絡まれる。そのニャーのイライラがハリーに飛び火しているようにも見えるのです。リンも、怖いのはニャーだけど警戒しているのはちび太の方だ。

さて、これまで天真爛漫、無邪気な子ニャンと書き続けてきたちび太。確かに人間社会にも、人はいいのにお騒がせの人っていますよね。ちび太もそんな類なのかもしれない。何より、だとすればこれまでニャーに対して可哀相なことをしちゃったことになる。いやはや、猫は自分から文句を言わないのでこちらが気をつけないと。ということで、慎重に事態を見極めていくことにした次第です。


みうは最近絶好調、どんどん守備範囲を広げています(ピアノの上にて)

おまけの話。
先日妻の姉が2泊で来訪しました。果たしてわが家の猫たちは。

ニャー、ちび太、リン、ハリーは全然問題なし。みうは少し警戒気味だが同じ部屋にいた。問題はキーとクウ。すっかり怯えきっちゃって隠れたまま出てこなかった。義姉の滞在中ご飯も殆ど食べない有様。確かにキーとクウは自分と妻以外は殆ど出会ってないのだから、人間に対する耐性がない。義姉は多頭ニャン飼いの長い歴史を持つ超ベテランです。それでこの有様じゃあ、果たしてわが家の孫どもが集まったらどうなるか。

毎年数回やっていたわが家での一族大集合。もう1年以上中断しています。いい加減不満も大きくなって、孫どもも少しは成長したことだし、そろそろ復活させようかと思っていたのですが、うーん、また考えるはめになってしまいました。


ツインズ(キーとクウ)の人馴れカリキュラムには頭を悩ませます



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