農家なら、きっと一台あると思うエンジン。
よく、くみ上げポンプや耕運機についているやつである。
こんなのや
こんなの
数台あるけど、一番わかりやすいのが汚いのだったからこれで
スロットルは車みたいに直接接続されていなくて、調速機構を介してキャブへつながっているのだ。
クランクケースからは、シャフトが出ているが、これがガバナ
ガバナ部のアップ。右はスロットルレバー。
スロットルのばねは、緩衝目的といったところ。
ガバナで回転が上がってもばねの力で戻される急速に回転が上がるのを防いだり遊びを低減するためですかな
このスロットルと調速器を固定しているねじを緩めて、回転が一定になるようにあわせる。
ガバナシャフトの可動域はかなり狭いので、調整にはまずよく清掃してマジックでマーキングする(調整する上で当然)
ガバナシャフトはマイナスヘッドだったり、ペンチでつまめるようになってるから、
シャフトを回して、アームを固定してエンジン回転を見る。という動作を繰り返す。
タイミングライトがあれば一発ですがそんな機材持っている人は少数なので
かなりシビアな作業なので根気が必要である。
野ざらしではなくちゃんと倉庫類に保管されていれば問題ないはずです。
ちなみに、保管するときはキャブのドレンにあるガソリンは必ず抜いて保管するように
キャブを外して掃除した時にも同じように調整が必要です。
どちらかにまわしすぎると、全開運転。かエンジンストール。
エンジン始動してガバナのせいですぐ全開運転は怖いけどね。
脈動運転は経験上、マークからすこしずれて(近いところで)ちょうどよくなる。
正式な調整方法
アイドリングでハンチングする場合
まず、ガバナシャフトのアームを緩める。
クランクを回してガバナの回転方向を見る。
フルスロットルにする。
ガバナシャフトをクランクを回した際回った方向と反対に回し、ガバナアームを固定する。
とのこと。
(2016.8.16修正)
(2018.9.16修正2)
(2022.10.16修正3)