あるヘタレの愚痴

自分の落書き日記と出来事に対する感想の愚痴ブログです。たまにカメラ、電子機器関係のこと書いてます。有益かどうかは不明

ライトについて

2006年12月27日 | 徒然日記
車ねたをしばらく書いていないので、それに関連してライト
今の時期は、5時くらいであたりがすっかり暗くなってライトをつける頻度も上がりました。
そこで車用のヘッドランプについてすこし。言いたいことは最後だけだけど。

車のライトには今の時点で何種類かあります。
電球は4種。照射方式は3種。たぶんこれくらいだろうと思います。
シールドビーム、D系ライト、H系ライト、H.I.D方式
照射方式は、レンズ集光。マルチリフレクタ。プロジェクター方式。

まずシールド方式。
20年前まで使用されていたヘッドライトで丸型と角型があります。(初期ロドスタ、丸目パジェロミニ?。古めのバス)
ライトユニットが丸ごと電球になっています。
外から見てフィラメントと呼ばれるものがすぐに見えます。
こいつは暗くて、電球が切れたり割れたりしたらライトユニットごと交換になるので結構厄介者です。そしてそのライト自体がすでに生産中止になっております。

それから改良されたのがセミシールド方式と呼ばれるD系のライトです。
こちらはライト交換が電球だけになりましたので500円ほどで交換できますが、ライト自体はシールドビームと性能は変わりません。
球の形は、電球のような形でH系の球ばかり見ていると驚きます。

後々、シールド方式のセミシールド互換ユニットと呼ばれるライトユニットが社外などで出ています。
セミシールドでライトを割ったら、こちらの互換ユニットに交換すればよいでしょう。
ちなみに互換ユニットは4000円ほどでホームセンターなどで見つかります。
ちなみに解体屋でもハロゲン球タイプの互換ユニットが見つかります。それっぽいのは大体規格がありますのでサイズを測れば大丈夫だとは思います。

それで、D系でライト交換は改良されたものの暗いので明るくしようとH系のライトが出てきました。
H系は希ガスと呼ばれるものを封入し明るさがあがっていますがフィラメント式なので大幅に明るいとは感じづらいです。

しかし、これでもまだ見えにくいものでHIDという方式のライトが出てきました。
これの利点は、ハロゲンよりもはるかに明るく光量が多いということです。
そして何より、省電力なことです。ハイビームにしなくても、遠くまで見渡せます。
フィラメントで発光せず、放電で発光します。簡単に蛍光灯と考えれば解りやすいでしょう。
発電量の少ないオルタネーターなどはバッテリーに負担をかけないのでこの方式が合っています。

続いては集光方式。
レンズタイプは明暗(照らすところはなるべく照らすタイプ。)がはっきりしているので対向車があまりまぶしくありません。
マルチリフレクターはレンズより少しまぶしいですが、しかめるほどまぶしいことはまずないでしょう。
最近の軽四はマルチリフレクタか微妙です。
プロジェクターはずばり、スポットライトのようなもので運転していて少々暗く感じる可能性があります。無論まぶしさは皆無。

電球を替える時点での注意点。

最近H系の球からHIDに変更する車が多いですが、闇雲にHIDを付ければ言いというわけではありません。
ハロゲンなどと違い、非常に発光出力が大きくちゃんと調整しなければ、相手にまぶしいだけです。
無論、ライトユニットの中に入らないからといってバーナー周りの付属部品を付けないのはもってのほかです。
買うのはいいですがちゃんと自分の車に対応しているかどうか調べることも重要です。

取り付け後もちゃんと相手がまぶしくないかと確認するのが必要です。ここをディーラーなど環境がそろっているところでやってもらうのには、ココの作業はあまり必要ありません。もっとも、高電圧を扱い感電の危険がありますのでディーラー等での作業をお勧めします。
(立った状態で30メートル離れてライトを見て顔をしかめるのはロービームではアウト。調整が必要です。目が痛くないくらいならそこそこ)
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