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さて、私のマイブームは手先を使うことである。電車などに乗ると、勝手に右手が動いて、財布などをササッと…違う違う! それはスリではないか!
私の場合は、日曜大工や、庭いじり(ガーデニングというより、この表現の方が好きだ)など、他人には一つも役にたたない、けれど、自分の精神的にはとてもためになる作業に凝っている。
時々やる手先を使った作業に、卓球のラケットのグリップの切削というものがある。卓球自体はヘボであるが、このグリップの加工技術については、我が家で一番である(我が家か…涙)。
さて、このグリップの切削加工、前は中型・小型のカッターナイフを使っていたが、最近は彫刻刀を使う。彫刻刀のほうが、小さな部分を削れるし、切れ味も格段に良いのだ。角刀、丸刀、平刀、と刃先も種類があるので、私のように、グリップ形状に微妙なニュアンスを要求する(!)、プレイヤー兼グリップ職人(ついに職人になったか)には最適なのである。
この作業、寝る前に部屋でじっくりやるのが、通である。そうやってこのあいだも、寝床でラケットのグリップを彫刻刀で削っていた。こういう時、私はよく天啓がひらめく。思ったのである。これって、ラケットでなくても、仏像か何かでもいいなあ。
人はこうして、ラケットから、仏像彫刻の道へと入っていくのであろう。(違う違う)。
見ていていただきたい。来年の今頃には、日本の彫刻界に彗星のように現れた、貴公子夏山裕が、マスコミを賑わせて…。誰か止めてくれ。
そうではなく、日本でたった一人のラケットのグリップに仏像を彫る男ということで、テレビ番組に出ていたりして。こっちの方が可能性が高いかなあ。
とにかく、彫刻刀を使うってなかなか面白い作業である。精神集中にもよい。おすすめである。
私の場合は、日曜大工や、庭いじり(ガーデニングというより、この表現の方が好きだ)など、他人には一つも役にたたない、けれど、自分の精神的にはとてもためになる作業に凝っている。
時々やる手先を使った作業に、卓球のラケットのグリップの切削というものがある。卓球自体はヘボであるが、このグリップの加工技術については、我が家で一番である(我が家か…涙)。
さて、このグリップの切削加工、前は中型・小型のカッターナイフを使っていたが、最近は彫刻刀を使う。彫刻刀のほうが、小さな部分を削れるし、切れ味も格段に良いのだ。角刀、丸刀、平刀、と刃先も種類があるので、私のように、グリップ形状に微妙なニュアンスを要求する(!)、プレイヤー兼グリップ職人(ついに職人になったか)には最適なのである。
この作業、寝る前に部屋でじっくりやるのが、通である。そうやってこのあいだも、寝床でラケットのグリップを彫刻刀で削っていた。こういう時、私はよく天啓がひらめく。思ったのである。これって、ラケットでなくても、仏像か何かでもいいなあ。
人はこうして、ラケットから、仏像彫刻の道へと入っていくのであろう。(違う違う)。
見ていていただきたい。来年の今頃には、日本の彫刻界に彗星のように現れた、貴公子夏山裕が、マスコミを賑わせて…。誰か止めてくれ。
そうではなく、日本でたった一人のラケットのグリップに仏像を彫る男ということで、テレビ番組に出ていたりして。こっちの方が可能性が高いかなあ。
とにかく、彫刻刀を使うってなかなか面白い作業である。精神集中にもよい。おすすめである。