ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海地方園芸クラブ

2009年03月09日 | DIY中毒
 まったく、何でも「南日本海地方」と付ければいいっていうもんじゃない。ただ、何が一番心を安らかにするかというと、やはり園芸が一番と言わざるを得ない。「言わざるを得ない」などと堅苦しい表現をする必要は全然ないのだが。
 園芸、畑仕事、土いじり、野良作業が好きだ。かなり心を癒してくれる。人間はもともと土に接して生きていく動物なのであろう。土や植物に触れているととても安らぐ。
 春が近づいて、園芸作業がしやすい季節になってきた。小庭の落ち葉を掃除するもよし、芽吹く前の枝を剪定してやるのもよし。プランターを並べ替えたり、寒い冬の間に固まってしまった表土を耕してやるのもいい。
 そうして畑や庭のことをしてやると、そこには春になろうとするいろいろな変化の発見が見て取れる。半月ほど前に思い切り剪定してやった生け垣のマサキのそこかしこからは、新しい若葉の巻葉がいっせいに出始めているし、スモモの枝からも新芽が出てもう少ししたら小さな白い花を咲かせる準備に入るようだ。花モモは蕾を膨らませはじめていたが、ついに先端が濃いピンク色の点が見えだした。もうすぐ開花である。
 畑の上のほうには小さなユスリカのような虫たちが飛ぶようになったし、メジロやヒヨドリも天気のいい日には来るようになった。
 よく考えると、頭を悩ませたりする日常の雑事の中にではなく、この庭を手入れしている今ここに人生の真実というものがあるのではないか。最近読んだ本では、幸せを感じるのは過去でも、未来でもなく、今ここであるとあった。
 今ここで暖かい日差しを浴びながら、青々とした若葉を見たり、花の香りをかげるこの瞬間、これが幸せだ。
 そして、大切なものが存在する家庭。幸せはここにある。

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