なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ヨシは刈られていました~宇治市植物公園2023/2中旬(3)

2023-02-22 05:31:24 | 植物

タペストリーの広場(正式には「花の広場」というそうです)から花木園の方に向かいます。
ちょうどひと月ほど前に行ったとき最初の一輪を見た梅の花。
まだ満開ではなかったですが、いい雰囲気です。




紅梅に


白梅に


紅白取り揃え~


いや~、写真が下手でも、青空とコラボすると気持ちの良い画面になりますね!
近くにはまだソシンロウバイが咲いていました。


今年は普通のロウバイのタイミングを逃しました。咲く時期が早いのでしょうか。


大きなアセビの木、まだ蕾と思ったら、赤い花がもう咲きそう!
去年の実との世代交代ですね。


目を下に向けると、ニホンズイセンの八重咲・・・


クリスマスローズが少しだけですが咲き始め。


黄色といえば、この間はまだぽつぽつしか咲いていなかったアブラナ(黒川寒咲)。
前の「伏見」と比べると、ちょっと背の高さが凸凹しています・・・


後ろの紅梅とのコラボ、いかにも春~


ここまでの光景はまさに春!
でも実際のところ、2月中旬はまだまだ冬です。
モクゲンジの実も寒々しくぶら下がっていました。
前に、同じムクロジ科のフウセンカズラと比較したことがありましたね~


見上げると青空を渡っていく航空機。


さすがに小さすぎる(笑)
目いっぱい望遠、トリミングしたらどこの飛行機かわかるかしら。
(ちなみに、大抵の飛行機のお腹は白いので、それだけでは分かりません)
あ、JALでした。
上が航空路なのか、結構飛行機がよく通ります。


ラクウショウはまだまだ寒々しいです。


ラクウショウの間から修景池を見ると、ヨシが刈られていました。
オレンジ色で綺麗だった落葉はもう茶色くなっています。


刈り取った後のヨシ、どうするのでしょうか。


対岸から見た光景。
これまで何度となく載せていますが、一番寒々しい季節かもしれませんね。
真ん中の菜の花だけが頑張っています。


今日載せた後半の光景がこの後どのように変化していくか、引き続き観察していきます。
春は少しずつ、でも確実にやってきます。
あと一回分、お付き合いください。

【撮影:2023/2/11  宇治市植物公園】


コメント (14)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花と水のタペストリー定点観... | トップ | マンサク満開!~宇治市植物... »
最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2023-02-22 07:15:44
宇治と同じように、梅がついこの前まで、少ししか咲いていなかったのに、
どうでしょう、5分咲きと言った感じになりました。
同じように、先週の暖かさから、カワズザクラも、
五部咲きぐらいになったんですよ!!
アセビが、咲きだしたんですね!!
この前見た時は、つぼみでしたので、こちらでも、
咲いているかもです^^
ヨシ、茅葺きとか何かに使われるのかもですね?
返信する
宇治市植物園 (fukurou)
2023-02-22 08:05:00
なつみかん様
おはようございます。
宇治市植物園はこの時期、寒々とした光景ですね。
その中でカンザキハナナだけが総天然色。
ヨシ原刈り取られていますね。
刈り取られたヨシは何に使うのでしょう?
茅葺屋根の材料が一番可能性高いですかね?
最近はすだれも見かけなくなっていますし。
鵜殿のヨシ原で聞いたことですが、雅楽のひちりきのリードはヨシを使っているそうですよ。
返信する
おはようございます (shu)
2023-02-22 08:20:22
ウメがきれいですね。ソシンロウバイもきれい。
アセビも咲いているのですね。日差しがたっぷりで暖かそうです。
ニホンズイセンは我が家ではもう終わって、別の品種のスイセンが咲き出しています。
クリスマスローズは、我が家では今が盛期です。
アブラナもきれいですね。こちらでもいっぱい咲いていますよ。

さて、今日の主役はヨシですね。
ヨシ原は、放置しておくとそのまま立ち枯れをして、藪になってしまうそうです。
そのため、新芽が出る前にヨシ刈りを行うようです。
刈り取ったヨシはどうするのでしょうね。

宇治川のヨシ刈りに関する、こんな記事を見つけました。
https://fushimi.keizai.biz/headline/487/
それによると、「収穫したヨシは文化財や重要建造物の茅葺き屋根や、秋に行われる伏見・三栖神社の火祭り・炬火祭の材料としても使われている」そうです。
さてさて、宇治市植物公園のヨシはどうされているのでしょうね。
返信する
春を告げるヨシ焼き (ダリアクミコ)
2023-02-22 10:31:22
なつみかんさん
お早う御座います!

観察会もあるそうですね。
建材、伝統建築工匠の技、木造建築を受け継ぐ
為は京都の建築物も守られているんですね
箸や便せんにも、根は漢方薬色々な使い道が
あるとは知りませんでした。
なつみかんさんのお陰で勉強になりました
何気なく見ていたヨシに守られていたんですね(笑)
益々奥深い京都です。
無くてはならないヨシですね。
無形文化財になっているヨシ焼き一度は
みたくなりましたよ。
返信する
京都の雪は違うな~ (ninbu)
2023-02-22 19:33:27
なつみかんさん、こんばんは。
「春は少しずつ、でも確実にやってきます」と言いながら、昨日の京都は
雪が積もったようですね。ニュースで報道されている映像はとても風情が
あって、素敵ですね。(^.^)

「富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も、雪に変わりはないじゃなし、
とけて流れりゃ皆同じ」

と言われても、やはりさすが京都の雪は違うな~と感心してしまいます。

梅の花が満開近くなり、河津桜が咲きだすと春が来たことを実感しますね。
昨日、あけぼの山農業公園の梅がまだ2~3分咲きという話をしました。
今日は手賀沼湖畔の河津桜を見に行きましたが、やはりまだ数輪が咲き始め
たばかりでした。

同じ千葉でも、南部の房総半島方面と違い、私の住む北部はまだまだ春は
来てくれません。来週以降に期待したいと思います。
返信する
桜は全然 (なつみかん)
2023-02-22 20:38:44
attsu1さん、こんばんは。
梅は一気にあちこちで咲きはじめましたね~
でも、こちらの方ではまだまだ河津桜は見かけません。
というか、河津桜自体、あまりないんです。
宇治市植物公園の河津桜は全く咲いていませんでしたし・・・
アセビも白い方は全然でしたね。
木によって、場所によって咲くタイミングが少しずつ異なるのが面白いですね。

ヨシは新たな芽吹きのためには刈らないといけないのですが、去年は刈ったあと束ねているのを見ました。
ということは何かに使う?と思った次第です。
茅葺屋根のおうちはそれほどないと思いますが・・・
返信する
桜は全然 (なつみかん)
2023-02-22 20:38:44
attsu1さん、こんばんは。
梅は一気にあちこちで咲きはじめましたね~
でも、こちらの方ではまだまだ河津桜は見かけません。
というか、河津桜自体、あまりないんです。
宇治市植物公園の河津桜は全く咲いていませんでしたし・・・
アセビも白い方は全然でしたね。
木によって、場所によって咲くタイミングが少しずつ異なるのが面白いですね。

ヨシは新たな芽吹きのためには刈らないといけないのですが、去年は刈ったあと束ねているのを見ました。
ということは何かに使う?と思った次第です。
茅葺屋根のおうちはそれほどないと思いますが・・・
返信する
黄色い春 (なつみかん)
2023-02-22 20:46:18
fukurouさん、こんばんは。
早春の花は黄色い花が多いですね。
その中でもハナナは一番に咲きはじめ(というか植えているのですが)、その一角だけ春たけなわの風情です。
木火土金水の五行では、春は木で色は青なんだそうです。
え~なんで青!と思いますが、確かに青春という言葉がありますね。
(ちなみに、夏は火で赤、秋は金で白、冬は水で黒・・・夏以外全然現代人の感覚とは違いますね)

話が逸れました。
ヨシ原のヨシ、野焼き(芦原焼き)するところもありますが、きちんと刈っているということは何かに利用するのでしょうね~
雅楽のひちりきのリードはヨシなんですね。
知りませんでした。
そういえば、琵琶湖の周辺の地域では、ヨシ笛というのが有名なんだそうです。
(うちのアネも以前吹いていました)
笛になるほど太いヨシもあるのですね。
返信する
黄色い春 (なつみかん)
2023-02-22 20:46:18
fukurouさん、こんばんは。
早春の花は黄色い花が多いですね。
その中でもハナナは一番に咲きはじめ(というか植えているのですが)、その一角だけ春たけなわの風情です。
木火土金水の五行では、春は木で色は青なんだそうです。
え~なんで青!と思いますが、確かに青春という言葉がありますね。
(ちなみに、夏は火で赤、秋は金で白、冬は水で黒・・・夏以外全然現代人の感覚とは違いますね)

話が逸れました。
ヨシ原のヨシ、野焼き(芦原焼き)するところもありますが、きちんと刈っているということは何かに利用するのでしょうね~
雅楽のひちりきのリードはヨシなんですね。
知りませんでした。
そういえば、琵琶湖の周辺の地域では、ヨシ笛というのが有名なんだそうです。
(うちのアネも以前吹いていました)
笛になるほど太いヨシもあるのですね。
返信する
ヨシ焼き (なつみかん)
2023-02-22 20:53:20
shuさん、こんばんは~
今日は春らしい光景で前半はまとめてみました。
五分咲きの梅は遠目にも初々しい感じで綺麗です。
前に投稿したマンゲツロウバイはすっかり枯れましたが、ソシンロウバイがまだ綺麗でよかったです。

ヨシですが、確かに野焼きにすることがありますね。
私自身は目撃したことはありませんが、宇治川の下流域でもやっているのですね。
この三川合流点にほど近い三栖一帯のヨシ原は、ツバメの集結地としても有名なんだそうです。
8月中旬には数万羽の群れが見られるとか・・・
ちょっと家からは遠いのですが、今年は見に行ってみようかな~と思案中です。
それより野焼きですね。
3月中旬頃毎年行われるみたいなので、今年はいつやるのか、調べてみます^^
返信する

コメントを投稿