今日から11月、霜月です。
冬の足音も近づく晩秋に入りました。
ところが、昼の気温は多少下がったとはいえまだまだ暖かく、年々季節のずれを感じます。
季節のずれといえば、先月から気になっていた花を11月を機にまとめて投稿することにしました。
その花とは・・・
アサガオです。
葉に切れ込みのないタイプで、田んぼの脇に毎年勝手に咲いています。
9月には影も形もなかったので、今年は咲かないのかと思っていたら・・・
10月中旬にはこれこの通り、わさわさ繁って沢山の花を咲かせていました。
10月末のお散歩のときにはさらに花が増えて、模様もバラエティに富んでいました。
折角なので、色違い、模様違いをいくつかご覧くださいませ。
白です。中央がほんのりピンク。
全体が絞りですね。やっぱり中央がピンクです。
半分青紫、半分絞りのタイプ。
よく見ると全部少しずつ違って飽きません。
アサガオは一年草ですが、同じ場所に毎年出てくるのは種が地面で眠っているからでしょうか。
2021年から同じ場所で確認しています。
お次は同じくヒルガオ科サツマイモ属のアメリカアサガオ。
葉が通常3裂で、いわゆるアサガオタイプの葉です。
9月から咲いていましたが、今でも抜かれていないところでは元気です。
踏まれそうな場所にミニサイズの花も咲いていました。
写真では分かりにくいですが、マメアサガオくらいの大きさでした。
地元ではないと思っていたマルバアメリカアサガオも大量にフェンスに絡みついていました。
花はアメリカアサガオとそっくりで葉の形だけが違います。
葉の変異は結構あるようなので、もともと同じなのかもしれませんね。
別の場所でも。どうみても三面コンクリートの水路なのに、ふとのぞき込むと花が・・・
雨が降るたびに土と種が運ばれてきて、わずかな隙間から芽生えたのでしょう。
それどころか・・・
同じ場所には濃い紫のマルバアサガオも。
周りがゴミだらけなので、まさに掃き溜めに鶴の風情!
ちなみにコンクリ壁の内側をのぞき込むと、この場所には色々な植物が沢山繁殖。
時々ゴミ袋など流れてくるろくでもない水路なんですけど、なんだか研究材料になりそうです(笑)
丸葉の朝顔といえば、こんな花も。こちらは道草散歩途中で見つけました。
マルバルコウに囲まれて女王然とした濃いピンクの朝顔。
このタイプも増えていて、同じく通勤途中時々途中下車する駅のフェンスでよく見かけます。
通る頃にはもう萎んでいるのですが、相当咲いている気配です。
そして、マルバの朝顔の仲間といえば、恐竜君はどうなったでしょうか?
ジャーン!
前にはほとんど咲いていなかったのに、かなりたくさんの花が咲いていました。
前にも書きましたが、ヒルガオ科サツマイモ属はどれも原産地が熱帯アメリカで短日性。
なので、日が短くなる時に気温が高くないと咲きません。
これだけたくさんの朝顔の仲間が日本に増えたのは、まさに温暖化の証拠なのかもしれませんね。
【撮影:2023/10中旬~下旬】