週末ごとに寒波がやってきて、そのあと小春日和になる・・・
そう、11月は三寒四温。
そんな風雨共に強かった先週末、朝起きたら雨は止んでいましたが、あ~あ。
家の外の道路には一面の落葉。
こうなるのが嫌なので早めに剪定を頼むのですが、同じことを考える人が多いらしく順番が回ってきません。
仕方がないので、朝から落葉掃き~
面倒は面倒なのですが、結構いい運動になるし、掃いた後にスッキリするのも気持ちがいい。
落ち葉掃きは好きな家事のひとつです。
そしてもう一つ好きなのが、落ち葉の中から綺麗な葉を探すこと。
(子供か!)
せっかくなので、落ち葉の名前が分かるかどうかの無茶ぶりクイズです~
最初はこちらです。
今はありませんが、整備される前、水路脇に大きなこの木が生えていました。
少し甘みのある実は鳥たちの大好物。
皺が入ってドライフルーツっぽく黒くなった頃が食べごろらしく、鳥が群がります。
そして、その落とし物から生えたのがわが家のこの木。
答えはムクノキです。猫の額の庭に植える(生やす)木ではないですよね。
上の方は毎年がっつり剪定するのですが、幹は結構太く育ちました。
お次も黄葉した葉ですが、見ての通り少し厚手の葉で常緑樹です。
3裂した葉と、丸い葉があるのが特徴かな。
花は地味ですが虫たちが沢山群がります。
カクレミノですね!
もう何度も投稿しているので、すぐにピンと来られた方もおられるのでは。
四季を通じて少しずつ黄色やオレンジになって、葉が落ちて入れ替わります。
次は難問・・・ではないのですが。一枚しか綺麗な葉が拾えませんでした。
じいちゃん庭の木の葉です。
日本中に植えられている木の1品種で、早春に沢山の花を咲かせます。
カンヒザクラの紅葉です。
ちなみにわが家のダンチオウトウは未だ紅葉せず、黄土色から茶色に変わってきました。
虫が付いているのか、よくメジロやスズメが枝を突いています。
次は2種類の葉を比較してみました。
1つはまだ全然色が変わっていない大きい葉、もう一つは赤くなった小さい葉です。
どちらもうちの庭にある木ですが、どちらも招き入れたわけではなく、不法侵入組です。
小さいほう、赤くなったのは少なくて、緑や黄色、オレンジがかった葉など結構変化が多かったです。
それにしても、巨大なうちわのような葉、インパクトありますね。
答えは・・・
緑の巨大な葉はアカメガシワ。一度進入を許すと、どんどん増えてきます。
種から生えるのもあれば、去年生えた枝を剪定した後から伸びるのもあります。
良く切るので、葉がどんどん大きくなりました。
小さいほうの葉は、ナンキンハゼ。
こちらもどこにでも入り込んでどんどん大きくなります。
1ヵ月に1回は剪定しないと、無法地帯のようになります。
最後はこちら。
葉だけではなく、実も赤いです。
何度も登場しているハナミズキですね。
葉脈が根元から放射状に湾曲して伸びるのが特徴的です。
風で落ちたのか地面には赤いツヤツヤした実が沢山。
ところが裏返すと、どれも齧った痕が!
誰や~
と思って見上げると・・・犯人はお前や!
ムクドリでした~
可愛い顔して、あんたも鋭い嘴の先でつついてたね。
メジロもしょっちゅうつついて食べていました。
大きな鳥は丸のみするのかと思っていましたが、意外と柔らかく熟しており、突くようでした。
そして、最後に落葉&実たち、全部登場~
こうやってみると、結構可愛いですね!
なので、落ち葉掃きは止められません。
さ~て、明日は仕事だし、また寒くなるようなので、今のうちにまた落葉掃きに行こうっと!
【撮影:2023/11 宇治市】