タイトル、本当は「ほぼスノードロップと原種スイセンしか咲いてない京都府立植物園」が正解です。
先週末、鳥さん(と植物)を探しに、京都御苑と京都府立植物園に行ってきました。
京都府立植物園は植物園なのでもう少し花があるかと思ったのに、ほとんど何もなく・・・
わずかに見た花と鳥を1回こっきりでご紹介することにしました。
京都府立植物園に行って1回だけの投稿は初めてかも・・・(笑)
まずは梅園。
パッと見は、何一つ咲いていないように見えますが、丹念に探すとぽつぽつと咲き始めていました。
こちらは、いつもの早咲きウメの八重寒紅。
白い梅も1,2輪咲いていました。
枝がくねくねと曲がっている「香篆」(こうてん、と読むそうです)
冬至ごろに開花する品種らしいのですが、かなり遅いですね。
はい、ウメはザッツ・オールです。
でもここを縄張りとするジョビ太くん登場で、盛り上がりました。
次は植物生態園!
と行きたいのですが、期待していたセツブンソウ、大きな説明板があったのに・・・
肝心の花は枯れた後のこの花一輪(泣)
咲く場所が確か5か所くらいあるので、あと半月後くらいに再訪したいと思います。
生態園で撮る植物がないなんて初めて・・・
仕方がないので、ぽつぽつ残っていたノグルミの実と、受験の守り神、落ちないヤマコウバシをどうぞ。
早々に生態園を離れ、モミジ園の方に。
こちらではちょっと期待、あ、やっぱり誰か来てますね~
長い大砲レンズを構えた方々の姿を見て、同じ方向を向くと、いました、いました!
アトリです。目の回りが黒いのはオスです。
頭全体が灰色のメスもいました。顔が優しいですね。
毎年食べ物が少なくなると、イロハモミジの実を食べに多くの鳥たちがやってきます。
アトリも常連さんです。
地面にはコココココと鳴きながら草をかき分けているシロハラ。
気が強そうというか、やっぱりちょっと不機嫌そうな顔。
ここも早々に離れ、サクラ園、ロウバイ咲くエリアなど通り抜けます。
ここで見かけたのが毎年冬から咲き始めるロケニア(スイカズラ科)
ものすごく強い甘い匂いがします。
四季彩の丘は「ぼうず」でした。
ツバキ園も咲いていたのは前にも見た雪中花と
前にもみた白侘助だけでした。
ということでもう出口近くです。
向こうに人だかり?
行ってみると・・・球根ガーデンのスノードロップが満開でした!
かなり前から咲いていますが、今回はまさに「密」でしたね。
ついつい人に釣られて沢山の写真を撮ってしまいました。
でもどこを写していいか分からないです(笑)
最後の最後、ワイルドガーデンの今の時期唯一といっていい見所がこちら。
原種スイセン、ナルキッスス・カンタブリクスです。
毎年同じ場所に長い期間群生しています。
それにしてもこんなに沢山咲くのは珍しいかも・・・
ということで今回の京都府立植物園はこれでおしまい。
今週末ならもうちょっと咲いているかも・・・
明日からは京都御苑で見かけた鳥さん特集です。
お楽しみに!
【撮影:2022/1/29 京都府立植物園】