なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

帰ってきたカモたち~キンクロハジロとホシハジロ

2022-02-16 05:37:52 | 鳥さん

昨日に続き、地元の池の水鳥の様子です。
テレワークも一段落し、この日は夕方のお散歩に出かけました。
最初晴れていたかかと思ったら急に空が曇ってな、なんと雪が・・・


上の写真では分かりにくいと思いますが、一時こんな感じに・・・


ところがそんな中、広い南池では沢山のカモたちがのんびり羽を休めていました。


近頃めっきりとその数を減らしていたカモたち。
一時期、少なくとも100羽以上はいたのに、このところ40羽前後になっていました。
残っているのは、餌付けされてしまったキンクロハジロとハシビロガモ、マガモ数羽だけ。
ところが、この日はどうしたことでしょう。

パッと見ただけでも軽く200羽を超えるカモたちが池面で羽を休めていました。

折よく、雪も止んでまた日が射してきました。




望遠で見てみると、ほとんどがホシハジロとキンクロハジロのようでした。
しかもほぼ頭を体に突っ込んで寝ています。


さらに望遠でみてみても、起きるわけではなく・・・
いつも宇治川にいるこの2種類のカモ、どういうわけかこの日は池にやってきてお昼寝しているようでした。


いつもと何か違う?
池に沈んでいる自転車や流木を見てみると、先の方しか見えていません。
なるほど、水位が上がっていたのですね!
冬場は水が減って、カモでも足が付くくらい浅くなったところが増えていました。
ひょっとしてそれで敬遠されていたのかもしれませんね。

おーい、起きてよ~
聞こえたわけではないでしょうけど、目を覚ましたカモ2羽発見!
目が赤く光ったホシハジロと


金色に輝く目を持つ、キンクロハジロ!


この日、宇治川からやってきたと思われるキンクロハジロたちと、池に常駐するキンクロハジロ。
お互い、「ふん」という感じで全く離れた場所にいました。

ところでこの2種類のカモ、どちらもシベリアなどから渡って来る冬鳥です。
海ガモ、潜水ガモと呼ばれ、水中に潜って餌をとりますが、魚だけではなく、水草や水生昆虫などなんでも食べるそうです。
昼から夕方にかけてはこんな風に寝ていますが、早朝はとても活発で、ちゃぽんちゃぽんと水に潜る姿をよく見ます。
一部の常駐するキンクロハジロは餌が欲しくて、とどまっているようです。
でも、貰えるのがいつもパンの耳なのでたまには動物性たんぱく質も欲しいと言ってました。

【撮影:2022/2/6  宇治市】

コメント (10)
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