なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

鳥さんいるかな~山田池公園2022/1(1)

2022-02-02 05:38:41 | 自然

大阪市大理学部附属植物園から車で約20分、大阪府枚方市にある府立山田池公園に到着です。
ここは母の生前は毎月のように通った場所ですが、コロナ禍以来ご無沙汰していました。
今回は、2年ぶりの訪問です。

さてお天気もよくなり、青空が広がります。
大阪市大理学部附属植物園には人が少なかったのですが、ここには沢山の家族連れの姿が。
駐車場も結構混み合っていました。

何度もご紹介した美月橋の手前にはアメリカフウ(モミジバフウ)が沢山。
今は落葉し、可愛い実が残っています。


その向こうに見える美月橋。


でも今回は横手の降り口から橋の下に下りました。
まず目にしたのが真っ赤な実が沢山生った木。


サンシュユです!


食べ物がよほど多いのでしょうか。
ここまで実の残った木はあまり見かけません。
この位しわが寄った実なら、もう渋みも減っていると思います。
きっとこれから鳥たちの食料になるのでしょうね。


向こうに見えるのはメタセコイア。
そしてその向こうに、目的の小川があります。


小川の中洲には、ラクウショウ。
上の写真と見比べたら分かると思いますが、メタセコイアの枝は上を向いて鋭角に伸びています。
それに比べて、ラクウショウはやや下に下がって、下の木では地面と平行になっています。
樹形で区別するのは、それが一番早いです。


小川に点々と見えるのは水鳥です。
写真が小さくて分からないと思いますが、右手に数羽、中洲の向こうに結構います。
まず右手の方から見てみると・・・
黒っぽいのと灰色っぽいのが見えます。


望遠で見てみると、クイナ科のバンでした!
雌雄同色だそうですので、色が薄く見えるのは幼鳥でしょうか。
くちばしの色も赤ではなくて黄色いです。
前に地元の池でみた個体と様子がよく似ています。


「ねえねえ、あそこにいる変なおばちゃんだれ?」


この後、みんな水に入って少し離れた場所に行ってしまいました。
一方、ラクウショウの向こうにいたのは・・・


全部カルガモさんでした。
他の水鳥はいないかと思ったのですが、オオバンが一羽いただけで全てカルガモ。
ここはカルガモの「すいば」になっているのカモ。
「わたし、美人でしょ」


その時近くに現れたのがキセキレイです。
何度見ても可愛いですね~


小川の突き当りは池になっています。
そちらに何かいないか移動することにしました。
ススキの穂の綿毛はもうすっかり落ちてしまっていました。




前このあたりにウグイスがいたのですが、そんなうまい話はなく、今回小鳥は見かけませんでした。
そして、池ですが、アオサギが一羽。
その横をどんどんカルガモが通り過ぎていきます。
アオサギの表情が真剣ですね。


ということで、次に目的の梅を求めて、花木園方面に移動することにしました。
途中見かけたヒメオドリコソウです。
少しの花でも今の季節は癒されますね~


【撮影:2022/1/22  山田池公園】

コメント (10)
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