- 来てくれておおきに~ゆっくりしていってや!
- あれ、チャチャ王子・・・ですよね? 顔がえらい赤くなってますよ~
- 紅葉シーズンやからに決まってるやん。
ということで、ここからさらに逆回りでモミジ林の方に向かいます。
途中、遠目にも真っ赤なこの木は・・・
あのスズランのような花が咲く、スズランノキでした!
ビックリするほど赤いですが、それもそのはず、世界三大紅葉木の一つなんですって。
まだハナゴノスガタも残っていました~
さて、モミジ林はどのくらい色づいていたでしょうか。
お~結構赤くなった木が!
こちらも。
東屋の前の木は全然でした。
その代わり、ロウヤガキの実が秋らしさを添えてくれました。
全体が真っ赤というわけではありませんでしたが、それぞれ段階の違うモミジが沢山。
園路沿い、右側の黄色い葉の木はおそらくトウカエデです。
どこも紅葉するのが遅いみたい・・
左側の真っ赤になっているのはイロハモミジと・・・
ハウチワカエデ~
木の額縁から覗いたり
ススキとのコラボも!
いつもいじって楽しんでいたオトコヨウゾメ、枯れてしまったようです。
こちらは奥の方にあったオトコヨウゾメ。赤い実が少しだけ生っていました。
あの背の高い木、ほんの少しオレンジ色になりかけていますが、なんでしょうか。
ナンキンハゼでした!
なんやかんやと、紅葉を堪能しましたが、実はこのモミジ林で一番楽しんだのがこちらです。
ツリフネソウの花が終わり、全部実になっていました。
で、この実に触れるとこの通り。
(暗くて揺れるので、ピンボケ失礼!)
このようにパチンと弾けて、中から黒い種がいくつか飛び出します。
それどころか、柄も吹っ飛んで実ごと遠くに飛ぶのもあります。
勢いがカタバミの比じゃなくて、面白いのなんのって。
まえにf氏が「地域のツリフネソウの繁殖に貢献した」とおっしゃっていたのがよく分かりました。
私も手の届く範囲、パチンパチンを繰り返して、種をまんべんなくバラまいておきました。
どうりで年々ツリフネソウの生息範囲が増えるわけです。
そろそろ帰る時間が近づいてきました。
温室を通り抜けて帰りましたが、その時に目についたのがこちら。
ウナヅキヒメフヨウです。
前に行ったときは全然花がなかったのに、赤い花が満開でした!
・・って開いてないですけどね~(笑)
今回の宇治市植物公園、お楽しみいただけましたでしょうか。
花は少ない時期ですが、紅葉で十分楽しめましたよ!
【撮影:2021/11上旬 宇治市植物公園】