週末とある京都南部の里山に行ってきました。
(あ、こんどは登山じゃないですからね~)
緩やかな山道が途切れたと思うと、合間に田畑が現れるような長閑なところです。
朝夕寒くなって植物が少なくなったと思いきや・・・
いきなりスミレ登場!
なにスミレか分からないのですが、結構な数咲いていました。
もうちょっと形が整った花もあったのですが、近づこうとした途端大きな羽音が・・・
なんと、オオスズメバチが付近に数匹!
どうも近くに巣があるようだったので、早々に退散しました。
さらに進むと今度はアキノタムラソウの綺麗な花。
もう花は終わりかと思っていましたが、今年はえらい花期が長いですね。
淡い青紫が綺麗で、いつもアップで撮りたくなります。
(ボケてますけど・・・)
さらに進むと道端にごろんと転がったカラスウリの実。
こちらは季節相応でしょうか。
アザミも咲いていました。
下向きに咲いていたので、これもオハラメアザミ?(それしか知らない・・・笑)
大きな木が現れました。
よく見ると、黒い実が放射状に付いています。
見たことがない実ですが、ちょっとカクレミノの実にも似ています。
葉っぱを見ると3出複葉です。
ひょっとして・・・と調べてみたら、タカノツメ(ウコギ科)でした~
びっくりしたのは全く黄葉していないこと。
タカノツメといえば目がいたくなるくらいまっ黄色になることで有名。
今年は遅いんでしょうかね~
この辺り日当たりがよく、近くには畑もありました。
そのせいか、こんな花も発見。
ハコベですね!花柱が3つ分かれているので、ミドリハコベのようです。
トリミングしてみたら、見事な赤蕊!
どう考えても春の花だと思うのですが、見られてラッキー!
そしてその隣にはホシノヒトミことオオイヌノフグリの青い花が。
こちらは秋にも時々見かけますがここでは堂々と咲いていました。
すこし日陰になる場所に黄色い花発見。
ダイコンソウがまだ咲いてる?
でも何となかく花の雰囲気が華やか~と思ったら、通常花弁が5枚のところ10枚ある!?
ひょっとして、外来のゲウムが逸出したのでしょうか。
どちらにしても、5~6月に咲く花なので、季節がおかしいのは同じですね。
ということで、今日ご紹介した花の種類で言うと、春の花の方が優勢と言う・・・
最近の気候のせいか、春咲きの花が秋にも咲くケースがとても増えているように思います。
逆はないんですけどね~
そのうち、四季咲きになったりして・・・
(ヒメジョオンなどはそれに近いですね)
さて、明日は続きですが、ちょっと珍しい植物を見つけたのでお楽しみに!
【撮影:2021/11上旬 京都府南部】